賀曽利隆の観文研時代[79]
信州伊那谷の馬肉・川魚・昆虫(3) 1986年 伊那人はハチノコやイナゴ、ザザムシ、カイコのさなぎなどの昆虫を好んで食べる。そのため伊那には、「かねまん」とか「かねせん」という昆虫食専門の店もある。 伊那人はそれらの […]
生涯旅人、賀曽利隆の旅日記
信州伊那谷の馬肉・川魚・昆虫(3) 1986年 伊那人はハチノコやイナゴ、ザザムシ、カイコのさなぎなどの昆虫を好んで食べる。そのため伊那には、「かねまん」とか「かねせん」という昆虫食専門の店もある。 伊那人はそれらの […]
信州伊那谷の馬肉・川魚・昆虫(2) 1986年 伊那には川魚専門店がある。「塚原川魚店」である。一歩、店内に入ったときの驚きといったらない。 店内のショーケースには、これでもか、これでもかといわんばかりに、調理済み( […]
観文研(日本観光文化研究所)発行の月刊誌『あるくみるきく』第114号の「常願寺川」にからめて「滑川のホタルイカ」を、『あるくみるきく』第125号の「下関」にからめて「下関のフグ」をみなさんい見ていただいた。 くりかえ […]
下関(18)下関のフグ(5) 1985年 フグの競りを見る フグの競りを見たくて、下関駅からバスで南風泊漁港まで行った。 南風泊漁港には夕暮れ時になると、フグ漁の漁船が次々に入港してくる。 漁船は50トン前後で、8 […]
下関(17)下関のフグ(4) 1985年 下関漁港と南風泊漁港 翌日は下関駅のすぐ裏にある下関漁港に行き、漁港をプラプラ歩いた。 狭い水道をはさんで、対岸には彦島がある。 下関漁港の岸壁には多くの漁船が接岸していた […]
下関(16)下関のフグ(3) 1985年 フグとは? フグは河豚とか鰒と書く。マフグ科の海魚の総称である。 日本人にはなじみの深い魚で、貝塚からはタイやヒラメなどの骨とともに、フグの骨が出土することが多いという。それ […]
下関(15)下関のフグ(2) 1985年 フクのフルコース 下関の居酒屋「さぶ」で「ふくのフルコース」を食べた。 まず最初に「ひれ酒」が出た。ふたつきの湯のみ茶わんに、焦げるくらいに焼いたふくのひれを入れ、熱燗の酒を […]
下関(14)下関のフグ(1) 1985年 観文研(日本観光文化研究所)の月刊誌『あるくみるきく』(第125号)の「下関」取材から8年後の1985年には、「下関のフグ」を食べるため、下関を再訪した。これは観文研の企画によ […]
下関(13) 1976年 釜山漁港の大露天市 釜山には10日あまり滞在した。その間は毎日、釜山とその周辺を歩いた。 日本を見たくて、対馬が見えるという海雲台や影島先端の岬まで行ったり、甕や壺を焼いている梁山近くの大成 […]
下関(12) 1976年 関釜間の距離 関釜フェリーの2等船室はいくつかのブロックに仕切られていて、床にはカーペットが敷かれ、毛布にくるまってゴロ寝する。 ぼくのまわりにいるのは行商のおばさんたち。といってももんぺ姿 […]