2020年10月24日
オオサンショウウオ・ソロツーリングラリー
「宮島探訪」を終えると廿日市に戻った。そして県道30号で明石峠を越え、「岩倉ファームパーク」へ。そこでSV650を止める。ここで「オオサンショウウオ ソロツーリングラリー2020」のイベントが開催されていた。ぼくはそれに呼ばれたのだ。
表彰式などのイベントが終了し、日が暮れると、キャンプ場での焚火ミーティングの開始。これが楽しい。「オオサンショウウオ ソロツーリングラリー2019」を一緒に走った「やまちゃん」こと山崎正雄さん、「さんちゃん」こと早川千暁さん、「ユージン」こと中尾裕二さんらとおおいに盛り上がった。
焚き火を囲んで飲んでいると、前年に開催された「オオサンショウウオ ソロツーリングラリー2019」でのシーンが懐かしく思い出されてくる。ということでそれを振り返ってみよう。
「オオサンショウウオ ソロツーリングラリー2019」
カソリはVストローム250での参戦。2019年10月27日8時、廿日市をスタートし、何ヵ所かのチェックポイントを通過していく。多くの参加者の皆さんと広島県内の里山ルートを駆けめぐった。
廿日市からまずは国道2号で大竹まで行き、そこから国道186号に入った。弥栄ダムを通り、羅漢山山麓の道の駅「スパ羅漢」で「世羅の猪串」と「オオサンショウウオこんにゃく」を食べた。
安芸太田町に入ると、戸河内の道の駅「来夢とごうち」で止まった。目を奪われたのは「広島まつたけ」。1本4万円のものもある。それを見て「まつたけごはん」を食べた。これは750円だが、味も香りも良かった。
戸河内からは中国山地の峠越え。まずは国道191号で虫木ノ峠、道戦峠を越えて広島・島根県境の峠へ。この峠は名無し峠。次に県道115号で広島・島根県境の木束峠を越えた。さらに国道186号に出ると広島・島根県境の傍示峠で折り返し、加計の町まで下った。その途中では滝山川の温井ダムを見た。このダムはアーチ式ダムとしては黒部川の黒四ダムに次ぐ大きさだという。
加計からは狭路の国道433号で十文字峠を越え、バイクの聖地の「長笹楽山」へ。ここではビンテージバイクのコレクション館を見学し、名物の「しょうが肉うどん」を食べ、「オートバイ神社」を参拝した。
「長笹楽山」から加計に戻ると、18時に廿日市にゴール。走行距離は301キロになった。最後に「オオサンショウウオ ソロツーリングラリー2019」大会委員長の澤木さんのご挨拶。心に残る「オオサンショウウオ ソロツーリングラリー2019」となった。
大会終了後も参加者の皆さん方との懇談はつづき、廿日市を出発したのは20時。国道433号で七曲峠を越えて湯来温泉へ。山崎正雄さん、早川千暁さん、中尾裕二さんが同行してくれる。「やまちゃん」はDR−Z400S、「さんちゃん」はCB1300SF、「ユージン」はCRF1000Lだ。
21時、湯来温泉の「湯来ロッジ」に到着。湯から上がると大宴会が始まった。4人でおおいに語り合い、おおいに飲んだ。日付が変わっても盛大な飲み会はつづき、お開きになったのは2時30分のことだった。
日本中の温泉をめぐり、全湯制覇を目指しているカソリだが、この湯来温泉が第1湯目。1975年2月21日から2月23日まで、「湯来ロッジ」に2泊した。そんな我が思い出の湯来温泉なのである。