賀曽利隆の200万キロへの道[34]

2025年12月22日

渥美半島へ

 三河の国府跡をまわると、名鉄名古屋本線の国府(こう)駅前を出発。国道1号を岡崎方向に5、600メートルほど行くと追分の交差点。県道5号と合流するが、ここは東海道と東海道の脇往還、姫街道との追分だ。

 追分から国道1号の南側の旧東海道を行くと、御油宿から「御油の松並木」を通って赤坂宿に行ける。

 豊川を中心としたこの一帯には三河一宮や日本三大稲荷の豊川稲荷、三河国府跡、東海道の宿場町などがあり、見所満載。おおいに興味をひかれるエリアだ。

 国道1号の追分交差点から旧東海道に入り、すぐに左折し、県道374号を南へ。御津(みと)町広石(豊川市)にある御津神社を参拝。ここが三河の式内社の3社目になる。

 御津神社の参拝を終えると、東三河環状線の県道31号から国道23号に入る。豊橋を通過し、国道259号で渥美半島に入って行く。

 道の駅「田原めっくんはうす」で昼食。海鮮の「ちらし寿司」(1320円)を食べ、国道259号から県道416号経由で芦ヶ池へ。

 芦ヶ池は渥美半島最大の溜池。その歴史は古く、三河の国司によって造られたといわれている。今では豊川用水の重要な調整池。その北側にある芦の集落に入っていく。芦の集会場の裏手にある三河の式内社の4社目、安志(あし)神社を参拝。ここは渥美半島では唯一の式内社だ。芦ヶ池や芦の集落名も元々は「安志」だったのかもしれない。