2025年11月19日

甲斐の式内社めぐり 6

 11月19日13時、韮崎を出発。国道141号から県道23号に入り、塩川を渡って北杜市の明野町へ。

 第9社目の宇波刀神社(北杜市明野町北組)を参拝。ここの石鳥居は頭がぶつかりそうな低さ。神社の前からは南アルプスの山々がよく見える。正面に鳳凰三山、右手に甲斐駒ヶ岳を見る。

 宇波刀神社の参拝を終えると国道141号に戻り、須玉ICから中央道に入り、次の長坂ICで降りた。

 長坂では第10社目の穂見諏訪十五所神社(北杜市長坂町上条)に近い「うゑ松さくら寿し」で昼食。ここでは奮発して「うな重」(4500円)を食べた。「アフリカ大陸縦断」から帰って初めて食べる鰻には感動してしまう。

「うな重」のあとは穂見諏訪十五所神社。これで今日、5社目の穂見神社になるが、これら5社はすべて式内社穂見神社の論社になる。式内社というのは繰り返しになるが平安時代の『延喜式神名帳』に記載された神社で、論社というのは同一もしくは後裔と推定される神社のことだ。

「甲斐の式内社めぐり」の最後は第11社目の松尾神社(甲斐市中下条)。長坂ICから中央道に入り、甲府昭和ICで降りると国道20号→県道25号で甲府市の中下条へ。さんざん探しまわったが見つけられず、庭の柿を取っていた人に聞いて松尾神社にたどりつけた。幼稚園の前にある神社。「式内社めぐり」では賽銭は50円か100円を入れているが、ここでは最後ということで500円玉を入れた。

 こうして「甲斐の式内社めぐり」を終えると意気揚々とした気分で甲府昭和ICで中央道に入り、圏央道経由で新東名の伊勢原大山ICへ。

 伊勢原大山ICに到着したのは18時。この日の走行距離は402キロで、これで通算191万4334キロになった。

  • 宇波刀神社
    宇波刀神社