2019年4月12日
三宅島に上陸!
4月12日。4時45分、東海汽船の「橘丸」は三宅島西海岸の伊ヶ谷港に到着。雨が降っている。三宅島にはこのほか錆ヶ浜港、三池港の3港があるが、その日の風向きや波の高さで入港する港が決まる。
乗客が下船し、我々のバイクの入ったコンテナが下ろされると、「橘丸」は次の寄港地の御蔵島に向けて出港していった。
三宅島に上陸して、感無量だ。
というのは「島めぐり日本一周」(2001年〜2002年)の時には、島の主峰、雄山の噴火で三宅島は全島避難をしていた。船も寄港しないので、「また、いつの日か、来よう!」という気持ちで遠ざかっていく島影を見たものだ。
「一日も早く、三宅島の火山噴火が終息し、島民のみなさんが島に戻れますように!」
と心より願った三宅島だった。
あれから18年がたった。
雨具を着て伊ヶ谷港を出発。カソリのVストローム250とトドデスさん&チョビデスさんのセロー250で「三宅島一周」を開始。ほぼ円形の三宅島を反時計回りでまわる。
まずは阿古地区へ。阿古漁港と東海汽船の錆ヶ浜港は隣り合っているが、ここには三宅島の観光協会がある。三宅島の観光情報を仕入れて、坪田地区の民宿「新鼻荘」へ。
ここは今晩の宿だが、チョビデスさんが事前に連絡して、朝食を食べられるようにしておいてくれた。ありがたい。ご飯と味噌汁、塩ジャケ、納豆、玉子焼き、煮物、黒豆、海苔、漬物、それとアシタバの茎の朝食をいただいた。