2019年4月12日
「三宅島一周」は31キロ
坪田の民宿「新鼻荘」で朝食を食べると、部屋で一休みさせてもらい、ひと眠りする。この朝食後のひと眠りはじつに気持ちのいいものだ。
目覚めたところで、三宅島の地図を見ながらのプランニング。民宿「新鼻荘」に貼られている「三宅島観光セーフティガード」にも目を通す。三宅島の中央部は立入禁止区域で、赤く塗られている。その周辺は危険区域で、オレンジ色に塗られている。
三宅島では大噴火からの帰島後、ガスマスクの携帯が義務づけられていたが、それは平成25年6月30日をもって廃止され。島内に設置されている火山ガスのレベルを示す回転灯はレベル1(0.2〜0.6ppm)では青色、レベル2(0.6〜2.0ppm)では黄色、レベル3(2.0〜5.0ppm)では緑色、レベル4(5.0ppm以上)では赤色になる。レベル3が注意報、レベル4が警報に相当するという。三宅島の火山活動は終息したのではなく、小康状態といったところだ。
民宿「新鼻荘」の女将さんに中庭を案内してもらい、10時に出発。三宅島一周の都道212号を行く。三宅島空港の脇を通り、三池港を通り、島の北側の神着地区へ。この地区には三宅支庁や三宅島警察署、中央診療所などがある。その隣の伊豆地区には伊豆岬がある。こうして伊ヶ谷港に戻ったが、「三宅島一周」は31キロ。これで三宅島の大きさがよくわかった。