賀曽利隆の観文研時代[24]
韓国食べ歩き紀行(6) 1986年 初めて見る異国の風景 私が初めて朝鮮半島の土を踏んだのは、1968年4月。「アフリカ一周」(1968年〜1969年)の時のことだった。 横浜港からアフリカ南部のモザンビークに船で渡 […]
生涯旅人、賀曽利隆の旅日記
韓国食べ歩き紀行(6) 1986年 初めて見る異国の風景 私が初めて朝鮮半島の土を踏んだのは、1968年4月。「アフリカ一周」(1968年〜1969年)の時のことだった。 横浜港からアフリカ南部のモザンビークに船で渡 […]
韓国食べ歩き紀行(5) 1986年 特急セマウル号 観文研(日本観光文化研究所)の所長、神崎宣武さんとの韓国の旅はつづく。 ソウルから韓国南部全羅南道(チョンラナムド)の中心地、光州(クワンジュ)へ。 全羅南道は気 […]
韓国食べ歩き紀行(4) 1986年 東大門市場での夕食 午前中は南大門市場を歩いたので、午後は東大門市場を歩いた。夕食は東大門市場の大衆食堂で。 東大門市場の一角には食堂が何軒か並んでいるが、観文研(日本観光文化研) […]
韓国食べ歩き紀行(3) 1986年 南大門市場 日本観光文化研究所(観文研)所長の神崎宣武さんとソウルの南大門市場を歩いた。穀物売場では米のほかにアワ、ヒエ、モロコシなどの雑穀類や麦類、豆類が売られている。 香辛料売 […]
韓国食べ歩き紀行(2) 1986年 箸と匙 1986年8月26日。ソウル到着の翌朝は、ホテル近くの市場を歩きまわり、朝食も市場内の食堂で食べた。ご飯に味噌汁、キムチが3種、カボチャとタチウオの天ぷらというメニュー。ご飯 […]
韓国食べ歩き紀行(1) 1986年 日本観光文化研究所(観文研)発行の月刊誌『あるくみるきく』の第239号(1987年1月号)では、「韓国食べ歩き紀行」を書かせてもらった。宮本常一先生、高松圭吉先生のあとを継いで観文研 […]
『忘れられた日本人』 宮本常一先生の代表作に『忘れられた日本人』がある。『宮本常一著作集』の第10巻に収められているが、先生の死後、岩波文庫の1冊になった。 この『忘れられた日本人』の中に出てくる「名倉談義」の舞台、 […]
「雑穀」の村、山梨県西原 日本観光文化研究所(観文研)発行の月刊誌『あるくみるきく』では、第66号(1972年8月)の「アフリカ一周」のあと、第114号(1978年8月)で「常願寺川」を書かせてもらった。 富山県の立 […]
『あるくみるきく』 日本観光文化研究所(観文研)では、『あるくみるきく』という月刊誌を出していた。 観文研のシンボル的な存在で、所長の宮本常一先生は情熱をこめて毎号の監修をされていた。 1967年3月に出た「特集国 […]
下北半島・佐井の「食」(3) 日本観光文化研究所(観文研)の共同調査で入った下北半島の佐井では、1年を通して何かというと餅をつくる。 その餅には大きく分けると、2種類ある。 ひとつは糯米(もちごめ)を蒸籠(せいろ) […]