2024年10月25日

レインボーラインを走る

 三方五胡の水月湖畔の「湖上館PAMCO」に戻ると、ツーリングフェステイバル『若狭湾風遊騎』を主催する田辺一彦さん、若狭路活性化研究所の中川晴菜さん、『ツーリングマップル中部北陸編』を担当する内田一成さんにお会いする。今回の「若狭探訪」は、『若狭湾風遊騎』のイベント参加でお招きいただいたものだ。

 みなさんとの打ち合わせを終えると、日暮れまでにはまだ時間があるので、すぐさま常神半島につづく第2弾目の「レインボーライン編」に出発。時間は16時。まだまだ大丈夫。「さ〜、行くぞ、Vストローム250SXよ!」

 レインボーラインを前回走ったのは2020年10月30日のことだ。その時は、まだ有料道路で、二輪の料金は740円。無料化されたのは、その2年後の2022年の10月1日のことだった。

「湖上館PAMCO」近くの海山ゲートからレインボーラインに入り、日向ゲートを走り抜けた。ゲートは18時には閉まるので、梅丈岳(400m)山頂の展望台は、「また明日」ということにする。

 日向ゲートからは日向湖を一周し、日向漁港や養魚場を見た。日向湖は若狭湾とつながっている。つづいて久々子湖を見る。この久々子湖も若狭湾とつながっている。

 水月湖から久々子湖へと開削された浦見川を渡る。この浦見川が開削されたのは寛文元年(1661年)のことだという。

 国道27号に出ると、国道162号→県道216号で17時30分、「湖上館PAMCO」に戻ってきた。第2弾目の「レインボーライン編」の湖上館PAMCO→湖上館PAMCOは34キロだ。

「湖上館PAMCO」はクラフトビールが飲める宿。さっそく内田一成さんと「乾杯!」。まずはケルシュを飲む。つづいてアルトを飲んだ。

「う〜ん、たまらん!」

 たてつづけに何杯ものクラフトビールを飲んだあとは夕食。カンパチ、サワラ、ウスバハギの刺身の盛合わせは鮮度満点。カレイの唐揚げは若狭名産の「若狭かれい」か。夕食を食べながら湖上館PAMCO産のクラフトビールをさらに飲んだ。うまいビールだ!

 夕食を食べ終わると、今度は内田さんと福井の地酒をくみかわした。冷酒をグイグイ飲み干す。ほろ酔い気分になったところで『ツーリングマップル中部北陸編』のページを開き、内田さんと「若狭談義」に花を咲かせるのだった。