2024年2月12日
上田は真田の城下町
上田駅は北陸新幹線の上田駅と、しなの鉄道、上田電鉄別所線の上田駅から成っている。駅舎で目に着くのは真田氏の家紋の「六文銭」。上田は真田の城下町だ。だが、上田の歴史はそれだけにはとどまらない。信濃国の中心地としての歴史を持っている。「信州の鎌倉」ともいわれ、さらにさかのぼれば上田は信濃の国府所在地。国道18号の旧道(現国道141号)沿いには信濃総社の科野(しなの)大宮社がある。その先には信濃国分寺跡や信濃国分尼寺跡がある。
上田の駅前で渡辺さんと別れると、まずは信濃総社の科野大宮社を参拝し、そのあと上田城址を歩き、上田駅に戻ってきた。
上田駅
上田の駅前
上田の駅前通り
信濃総社の科野大宮社を参拝
上田城の堀
上田高校の門
上田城址を歩く
JRの上田駅。真田の「六文銭」が目を引く
上田駅の構内に展示されている鎧兜
上田駅に戻ると、上田電鉄別所線に乗った。2両編成の電車。上田電鉄別所線には初めて乗るので胸ワクワク。かつて走っていた丸子線に対しての別所線なのだろう。
上田駅を発車するとすぐに千曲川にかかる赤い橋を渡り、塩田平の雪原を行く。塩田平は「信州の鎌倉」ともいわれ、ここには歴史の古い寺院が点在している。「いざ、鎌倉!」で、各国の国府から鎌倉に通じる鎌倉街道も残っている。独鈷山(1266m)山麓の中禅寺は信州最古の木造建築だ。
途中の下之郷駅で降りて、生島足島神社に参拝したかったが、電車は1時間に1本なのでやめた。
上田駅から30分で終点の別所温泉駅に到着。駅前には「丸窓電車」で知られていた「モハ5250形」の電車が展示されている。
しなの鉄道と上田電鉄別所線の上田駅
上田駅からの眺め
上田電鉄別所線の乗場
上田電鉄別所線の電車
上田電鉄別所線の電車に乗って出発!
上田駅を出ると塩田平の雪原を行く
ここは舞田駅
終点の別所温泉駅に到着
別所温泉駅に展示されているモハ5250
2 Thoughts on “能登半島を行く[28]”
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