2024年2月12日
上田「別所温泉」にて
上田電鉄別所線終点の別所温泉駅から、「信州最古の温泉」といわれる別所温泉の温泉街を歩き始める。共同浴場「大師湯」の前を通り、温泉街の一番奥にある共同浴場「石湯」へ。入口には「真田幸村公 隠し湯」の碑が建っている。それが飲泉塔になっていて、まずは源泉を飲み干した。そのあとで「石湯」に入った。石湯の名前の通りで石をふんだんに配した造りになっている。硫黄泉の50度の高温湯が石の湯船からあふれている。湯船にどっぷりと身をひたすとザーーーッと大きな音をたてて湯が流れ出る。
「石湯」の次に「大師湯」に入った。ここは我が懐かしの地の北向観音入口にある。北向観音を開いた慈覚大師にちなんでの大師湯。湯から上がると参道を歩き、北向観音を参拝した。
2009年のことだが、ぼくはスズキのアドレス125で「西国33番」、「坂東33番」、「秩父34番」の「日本百観音霊場」をめぐった。100ヵ所の観音霊場を巡り終えてのお礼参りは、善光寺と決まっている。そして最後はここ北向観音なのである。善光寺に参詣したら北向観音にも参詣しないと「片参り」になるといわれているからだ。
しかし、カソリの「日本百観音霊場めぐり」はさらにつづいた。
善光寺、北向観音へのお礼参りを終えるとチベットのラサに飛び、ポタラ宮の本尊ともいうべき十一面千手観音像を参拝した。ここは日本に伝わった観音信仰の原点のようなところなのだ。ということで2009年のポタラ宮の写真も見てもらおう。
北向観音の参拝を終えると、共同浴場「大湯」に入った。大湯といえば信州の温泉地では共同浴場の代表格の存在。野沢温泉や渋温泉、山田温泉にある。なお別所温泉には3湯の共同浴場のほかに日帰り温泉「あいそめの湯」がある。共同浴場3湯の入浴料は200円だが、「あいそめの湯」は500円になる。
別所温泉の温泉街を歩き終えると、別所温泉駅に戻り、駅前の土産物店「二幸」で買った野沢菜とあんこの「おやき」を食べた。そして上田電鉄別所線の電車に乗り込み、名残惜しい別所温泉に別れを告げ、上田駅に戻るのだった。
上田電鉄別所線終点の別所温泉駅
別所温泉の温泉街を歩く
別所温泉の共同浴場「石湯」
「真田幸村公 隠し湯」の碑
別所温泉の共同浴場「大師湯」
北向観音の参道
北向観音
北向観音を参拝
チベット・ラサのポタラ宮(2009年)
別所温泉の共同浴場「大湯」
別所温泉駅前の土産物店「二幸」
信州名物の「おやき」を食べる
上田電鉄別所線のマスコットキャラ
上田電鉄別所線の電車に乗って上田へ
上田駅に到着
上田駅前の「東横イン」にチェックインすると、すぐさま上田駅前の居酒屋「魚民」へ。ここで「東信ハラペコ連盟」の面々と再会した。さっそく飲み放題、食べ放題の大宴会が始まる。東信のみなさんとおおいに飲み、おおいに食べ、おおいに語り合った。
上田駅前の「東横イン」にチェックイン
「東信ハラペコ連盟」のみなさんと乾杯!
おおいに飲み
おおいに食べ
おおいに語り合った!
2 Thoughts on “能登半島を行く[29]”
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