2024年2月11日
珠洲市の中心に入って行く
能登半島のシンボル、見附島から北側に延びる鵜飼地区はすさまじくやられ、倒壊した家並みが連続する。倒壊家屋の間を縫うようにして走り抜け、珠洲市の中心の飯田に入って行く。すると大地震の影響をほとんど受けていないような町並みが目の前に広がりビックリ。狭いエリア内でも地震による影響はずいぶんと差があるということがわかる。
飯田に着いたのは11時。穴水から60キロ走っての飯田到着だ。内浦街道の珠洲市役所入口の交差点を過ぎると飯田の古い町並みに入っていくが、ここでは倒壊した家を多く見る。
若山川にかかる吾妻橋を渡り、内浦街道をさらに行ったところには銭湯の「海浜あみだ湯」がある。ここはすでに営業を再開しているようだ。
内浦街道と国道249号につづく道との合流地点を過ぎ、珠洲市の正院地区に入ると、地震で激しくやられた惨状を見続けることになる。それは蛸島地区までつづく。蛸島にはかつてののと鉄道の終着駅がある。珠洲市の町並みは鵜飼地区から途切れることなくここまで延びている。蛸島漁港で車を停めて小休止。しばらくは奥能登の海を眺めるのだった。
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