2019年4月13日

「七島展望台」から見る雄山

 昭和58年(1983年)の大噴火で溶岩に埋もれた阿古の集落跡を見たあと、今の阿古に行き、「いきいきお魚センター」を見てまわる。ここで「のり弁」を買って昼食にした。

かわいらしい三宅島のバス停
阿古の「いきいきお魚センター」
「いきいきお魚センター」のキンメダイの干物
三宅島産のアシタバも売っている
「いきいきお魚センター」の「のり弁」

 阿古から舗装林道の雄山林道で三宅島の主峰、雄山を間近に見る「七島展望台」まで登っていく。ここから見る雄山はものすごい迫力。真正面に見えているのは火口壁で、その先の火口は450メートルも落ち込んでいるという。

 大噴火前年の昭和57年(1982年)に発行された『分県地図』(昭文社)の「東京都」を見ると、雄山の標高は813メートルになっている。それが翌年の大噴火で山頂部を形成していた中央火口丘と八丁平が吹っ飛び、雄山の高さは775メートルになった。40メートル近くも低くなったのである。

雄山林道で雄山へ
「七島展望台」から見る雄山

「七島展望台」があるのは二男山。ここから流れ出た溶岩流が阿古の集落を飲み込んだ。「七島展望台」というからには、伊豆大島から八丈島までの伊豆七島の全島が見えるのだろう。ここは三宅島屈指の絶景ポイントだ。

「七島展望台」でのチョビデスさんとのタンデム
「七島展望台」からの眺め。伊豆七島が見えている