2024年4月6日 – 10日

能登金剛の名所をまわる

　輪島を出発。国道249号で門前に向かう。途中の中屋トンネル入口で通行止になっていたが、ここには迂回路があった。中屋峠越えの旧道で門前まで行くことができた。門前の「ファミリーマート」は営業を再開していたので、ここでピザパンを食べた。

　輪島市から志賀町に入るとホッとした気分になる。もう大丈夫。国道249号から海沿いの県道49号を南下し、「能登金剛」の関野鼻、ヤセの断崖、義経の舟隠しを見てまわった。

　関野鼻のパーキングは立入禁止になっていたが、県道49号から関野鼻を一望できる。

　ヤセの断崖は高さ35メートル。迫力満点の断崖で、松本清張の名作『ゼロの焦点』の映画のロケ地。ここからは能登半島北西端の猿山岬がよく見える。

　義経の舟隠しは義経伝説の岩場。頼朝の厳しい追手から逃れる義経と弁慶の主従は奥州に向かう途中、このV字谷の入江に48隻の舟を隠して難破を避けたという。

　能登金剛北部の見所をまわって国道249号に合流し、富来（志賀町）の町に入っていった。このあたりが能登半島地震で震度7を記録したところだが、ほとんど被害の痕は見られなかった。

［49］海岸線は復旧が進まず

［51］巌門の食堂「一海」が営業を再開