能登半島を行く[02]

2024年2月9日

七尾へ、国道159号を行く

 北陸道の金沢森本ICを出発し、国道159号を行く。

 国道8号に合流し、津幡町で倶利伽羅峠を越えていく国道8号と分岐。かほく市に入ったところではのと里山海道と分岐する。国道159号はいつも通りの交通の流れで、沿線には地震の被害は見られない。

北陸道の金沢森本ICから国道159号を行く。ここは国道8号との分岐点

北陸道の金沢森本ICから国道159号を行く。ここは国道8号との分岐点

かほく市内の国道159号沿いでは地震の被害は見られない

かほく市内の国道159号沿いでは地震の被害は見られない

 かほく市から宝達志水町に入る。この市町境が旧国の加賀と能登の国境。西に見える三国山(323m)が加賀、越中、能登の3国、加越能の国境になる。

 宝達志水町の国道159号沿いにある「バイク市場 きゃぷてん」に寄っていく。

 突然の訪問にもかかわらず、中村社長と奥様は暖かく迎えてくれた。中村夫妻とは一緒にニュージーランドの南島を走ったことがある。そのときナ、ナ、ナンと中村社長は〇〇〇キロオーバーで覆面に捕まった。それも100キロ制限の国道で。今や伝説だ。奥様は隼乗りでじつに上手なライディング。お二人ともバイクが大好きだ。

 今回の能登半島地震では「バイク市場 きゃぷてん」の建物は無傷ですんだ。しかし店内に展示してあった100台以上ものバイクが倒れ、かなりの痛手を負った。だが中村社長は豪快に笑い飛ばし、「全部、きちんと直して、通常の営業をしていますよ」という。やるもんだ。

 中村夫妻に別れを告げ、国道159号を行く。羽咋、中能登を通り七尾へ。金沢から七尾までの国道159号はスムーズな流れで、地震の影響は見られなかった。

旧国でいうと加賀から能登に入った。宝達志水町の国道159号を行く

旧国でいうと加賀から能登に入った。宝達志水町の国道159号を行く

国道159号沿いの「バイク市場 きゃぷてん」は通常通りの営業

国道159号沿いの「バイク市場 きゃぷてん」は通常通りの営業

「バイク市場 きゃぷてん」の中村社長と奥様はいつも通りの元気

「バイク市場 きゃぷてん」の中村社長と奥様はいつも通りの元気

国道159号の「宝達志水病院前」の交差点

国道159号の「宝達志水病院前」の交差点

中能登町の国道159号沿いでは地震の被害は見られない

中能登町の国道159号沿いでは地震の被害は見られない

金沢森本ICから54キロ、七尾に到着。国道159号は問題なく走れた

金沢森本ICから54キロ、七尾に到着。国道159号は問題なく走れた

 七尾は能登の国府所在地。かつての能登国の中心地。今でも能登の中心地になっている。国道159号沿いに国分寺址があるが、2020年の「国府めぐりの日本一周」のときの能登国府を見てもらおう。国府跡、総社、国分寺址の国府3点セットを見てまわり、国分寺址にある「のと里山里海ミュージアム」を見学した。

2020年の能登国府七尾の写真

国分寺址の入口

国分寺址の入口

「のと里山里海ミュージアム」を見学

「のと里山里海ミュージアム」を見学

これが能登半島

これが能登半島

展示されている能登のハレの日の食事

展示されている能登のハレの日の食事

能登国分寺址の碑

能登国分寺址の碑

復元された能登国分寺の南門

復元された能登国分寺の南門

広大な能登国分寺址を歩く

広大な能登国分寺址を歩く

国道159号の「古府町」の交差点。古府は能登国府跡に由来する地名

国道159号の「古府町」の交差点。古府は能登国府跡に由来する地名

ここは能登総社。国府跡、総社、国分寺址は「国府めぐり」の3点セット

ここは能登総社。国府跡、総社、国分寺址は「国府めぐり」の3点セット

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