能登半島を行く[66]

2024年6月10日 – 11日

「能登のキリコ祭り」のポスター

 輪島に到着。道の駅「輪島」でVストローム250を止めた。のと鉄道七尾線の終着駅だった輪島駅跡が、道の駅「輪島」になっている。

 輪島まで鉄道が完成したのは戦前の1935年のことだった。1987年の国鉄分割民営化でJR西日本の七尾線になった。そのJR七尾線の七尾駅~輪島駅間が1991年にのと鉄道の七尾線になり、10年後の2001年に穴水駅~輪島駅間は廃線になった。

 道の駅「輪島」で目についたのは「能登のキリコ祭り」のポスター。豪華絢爛な祭りのにぎわいが伝わってくる。それにはキリコ祭りは「夏、約200地区で行われ、能登を照らし出します」と書かれ、最大のキリコ(灯籠)は重さ2トン、高さは15メートルにもなるという。

「能登のキリコ祭り」のポスターには、7月第1金曜日・土曜日の能登町の「あばれ祭り」から始まり、9月第3土曜日・日曜日の小木袖キリコ祭りで終わる全部で29ヵ所のキリコ祭りの一覧表もある。どこかで見てみたいものだ。

 道の駅「輪島」を後にすると、ぐるりと輪島をまわる。

 国道249号沿いの倒れたビルはそのままだ。

 河原田川を渡り、住吉神社の脇を通り、名所の鴨ヶ浦へ。しかし鴨ヶ浦への道は崩落していて近づけない。それではと、今度は輪島漁港から鴨ヶ浦に行こうとしたが、こちら側も崩落していて鴨ヶ浦は行けなかった。

 最後に大火事の痕を見てまわり、通常通り営業している「ルートイン」に泊った。夕食も「ルートイン」で食べた。