青春18きっぷ de 東北列車旅[55]

2023年12月22日 徳沢駅▶︎会津若松駅

青空が見えてくる

 磐越西線の2両編成のディーゼル、会津若松行は新潟県から福島県に入った。会津に入ったのだ。最初の駅は徳沢駅になる。

 福島県は会津と阿武隈川流域の中通り、阿武隈山地、太平洋岸の浜通りと、4つのエリアからなっているが、磐越西線→磐越東線を乗り継いでいわき駅まで行けば、そのすべてを見ることができる。

 徳沢駅を過ぎて車窓から見える川は阿賀川になる。

 新潟で日本海に流れ出る阿賀野川は会津では阿賀川、その上流は大川、源流は荒海川だ。阿賀川は山都(やまと)で最大の支流、只見川と合流し、徳沢で新潟県に入っていくが、ここはすごいところなのだ。会津のすべての水は徳沢の狭い谷を抜けて新潟県へと流れ出ていく。

 列車は野沢駅に到着。ここは西会津町の中心地。天気は変わり、青空が見えてくる。積雪量も少なくなった。野沢を過ぎると会津盆地に入っていく。阿賀川と只見川が合流する山都、「喜多方ラーメン」の喜多方を通り、10時08分、終点の会津若松駅に到着。会津若松では雪はほとんど積っていない。

 大雪の影響で新潟県の馬下(まおろし)駅を110分遅れで発車した列車だが、会津若松駅の到着は定刻よりも80分遅れだった。