2024年4月6日 – 10日
能登半島の温泉めぐり
翌4月9日は大雨。嵐のような天気だ。そこでカソリ、どうしたかというとSX250は「はしみ荘」に置き、宿の若奥さんに教えてもらった「上杉モータース」でレンタカーを借りた。1台だけ残っていたが、それはトヨタの「VOXY」。ほんとうは軽四輪を借りたかったが、まあ仕方がない。車を借りられただけでもラッキーだ。
この日は能登の温泉をめぐった。
高浜(志賀町)から国道249号で羽咋に行き、羽咋からは県道2号で七尾へ。第1湯目は和倉温泉の「総湯」(入浴料490円)。大浴場と露天風呂。ゆったりまったり入れる。露天風呂にはザーザー降りの雨に打たれながら入った。
和倉温泉から能登島大橋で能登島に渡り、第2湯目は能登島のひょっこり温泉「島の湯」(入浴料550)。大浴場にはあつめの湯とぬるめの湯がある。露天風呂は休止中。湯から上がると、館内のレストランで「カキの釜めし」(1500円)を食べ、そのあとは大広間で昼寝した。最高の気持ちよさ!
七尾に戻ると、県道1号→国道249号で田鶴浜(七尾市)へ。田鶴浜からは県道3号を行き、徳田大津ICで自動車専用道路の「のと里山海道」に入った。ここからのと里山空港ICまでは下り車線のみが通行可。穴水ICまでの間はすさまじいやられ方でズタズタ状態。よくぞ下り車線を開通させたものだ。
想像をはるかに超える惨状を見て愕然としたが、田鶴浜から穴水までの海沿いを走る国道249号はまったく問題なく通行できるので、2つの道のあまりの違いの大きさに驚かされてしまう。それと同時に「脆すぎる」と思った。地震に弱い日本をみせつけられた「のと里山海道」の「徳田大津IC〜穴水IC」間。完全復旧にはおそらく2年とか3年はかかるであろう。
のと里山海道ののと里山空港ICからさらに北へ、のと三井ICまでの延伸区間が完成している。のと三井ICで能越道を降り、県道1号で輪島の町に入っていく。輪島から国道249号で曽々木方向に走った寝豚の「ねぶた温泉」に入ろうとしたが休業中。
輪島に戻ると、県道1号→県道7号で門前へ。門前からは国道249号を行く。門前の「じんのびの湯」に入ろうとしたが、ここは能登半島地震の影響で閉鎖された。
高浜(志賀町)に戻ると、さらに国道249号を走り、第3湯目の「ユーフォリア千里浜」(入浴料550円)の湯に入った。大浴場と露天風呂にどっぷりつかった。
まる1日かけての温泉めぐりで入れたのは3湯。これが能登半島地震で大きな被害を受けた能登の現状だ。
高浜に戻ると天気は回復し、青空が広がっていた。「上杉モータース」にトヨタVOXYを返却し、「じんずし」で握りずしと納豆巻きを買い、連泊の「はしみ荘」の部屋でそれを食べるのだった。
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