鵜ノ子岬→尻屋崎[022]

第1回目(21)2011年5月10日-20日

野辺地から国道4号で青森へ

 第1回目の「鵜ノ子岬→尻屋崎」は2回に分けて走ったが、「鵜ノ子岬→石巻」は444キロ、「石巻→尻屋崎」は863キロで、合計すると1307キロになった。

 尻屋崎を出発し、太平洋岸の尻屋漁港、尻屋の集落とまわったが、大津波による被害は見られない。

 尻屋崎に近い津軽海峡の岩屋で昼食。「海峡食堂善」で「焼魚定食」(800円)を食べた。タナゴの塩焼きと魚汁はうまかった。

 県道6号でむつ市の田名部に出ると、恐山まで行って戻り、国道279号で野辺地へ。その途中の横浜町の菜の花畑は見事な眺めだった。

 野辺地から国道4号で青森へ。道の駅「浅虫温泉ゆーさ浅虫」では5階の展望浴場(入浴料350円)に入った。そこでは驚きの再会。『ツーリングマップル』の北海道編を担当している「オバラッチ」こと小原信好さんに出会ったのだ。

 いや〜、ビックリ!

 一緒に湯につかり、浴室からの絶景を眺めた。

 湯から上がると、3階のレストランで食事をした。ぼくは「帆立味噌貝焼定食」(1000円)を食べたが、再会を祝して生ビールで乾杯できなかったのが残念至極。

 食べ終わったところで、オバラッチ作の東北復興応援の「がんばっぺ東北」や「東北へ進路をとれ!」、「2011.3.11 東北の力」などのステッカーをもらった。

 小原さんは盛岡に住んでいるが、「300日3000湯」(2006年〜2007年」の温泉めぐりでは同行してもらったこともある。

 盛岡まで一緒に走ろうということになり、青森東ICで高速道に入り、カソリはスズキビックボーイ、オバラッチはBMWF650GSで青森道→東北道を南下。岩手山SAでは「冷麺」を食べ、盛岡南ICで別れた。

 オバラッチと別れたあとは前沢SAで「前沢牛ラーメン」、佐野SAで「佐野ラーメン」を食べ、5月21日午前2時、東北道の浦和料金所に到着。そこからさらに首都高→東名と走り、伊勢原市の自宅に到着したのは3時30分。尻屋崎から903キロだった。