賀曽利隆の200万キロへの道[50]

2026年2月2日

富士山の湧き水

 富士五胡最後の本栖湖を出発。国道139号を南下し、山梨・静岡県境の割石峠から富士山を眺める。ここまでは雲のかかっていないきれいな富士山を見ることができた。

 割石峠を下った朝霧高原からも富士山を眺めたが、南に行くにつれて富士山には雲がかかってきた。

 国道139号を離れ、養鱒場のある猪之頭を通り、田貫湖に行く。田貫湖越しに見る富士山も素晴らしいのだが、残念ながら富士山は雲に隠れている。そして富士山の湧水が流れ落ちる音止の滝と白糸の滝を見る。

 白糸の滝から富士宮の中心街に入り冨士山本宮の浅間大社へ。ここは駿河一宮。浅間大社の境内には富士山の湧水が湧き出る「湧玉池」がある。膨大な水量の湧水で、富士山の雪解け水がおおよそ15年かかって地表に湧き出てくる。湧玉池は一級河川の神田川となって勢いよく流れ出ていく。驚きの光景。そこには神田川起点の表示板が立っている。

 日本屈指の清流の神田川は富士宮の中心街を流れ、潤井川に合流し、田子の浦で駿河湾に流れ出ていく。