2011年5月26日
謝謝!!台湾 ありがとう!!台湾
アドレスV125Gを走らせての「台湾一周」(2010年)の翌年は、台鈴工業のニューモデル、125ccスクーターの「TEKKEN(鉄拳)」で台湾を走った。2回目の台湾。それを連載でお伝えしよう。
2011年5月26日。前年の第1回目の台湾にひきつづいて、第2回目の台湾に出発。羽田空港から台北の松山空港に飛ぶのだが、いや〜、羽田は便利だ!
伊勢原市(神奈川)の我が家から小田急→相鉄→京急と乗り継ぎ、1時間30分で到着。成田空港とはエライ違いだ。
羽田の国際線ターミナルはまだ新しい。ターミナルビル内を歩く。人気の「江戸小路」をプラプラ歩く。まだチェックインまで時間があるので、軽食コーナーの「東京キッチン」で朝食。台湾風の「青菜粥」を食べた。少量のほんの1杯で450円。これが羽田、いや日本だ。量は少なく値段は高い。
今回の第2回目の台湾でも、第1回目の台湾同様、おおいに食べまくるのだ。
「さー、行くぞ〜! 台湾へ!!」
羽田発10時20分の全日空NH1185便は12時45分(日本時間の13時45分)、台北の松山空港に着陸。台北の天気は晴、気温29度。空港には台鈴工業総経理の藤照博さんが出迎えに来てくれた。
藤さんとは1年ぶりの再会。第1回目の台湾でも触れたことだが、藤さんとの出会いは1996年のオーストラリア。スズキのDJEBEL250XCで「オーストラリア2周7万2000キロ」を走ったが、藤さんはその当時のオーストラリア・スズキの社長で、大変お世話になった。
今回の台湾も、前回の台湾同様、台鈴工業が全面的にサポートしてくれる。使用するバイクはニューモデルの「TEKKEN(鉄拳)」。125ccのスクーターだ。
藤さんに案内されて台鈴工業本社前の「康華大飯店」(ゴールデン・チャイナ・ホテル)に到着。まずはレストランで牛肉麺(ビーフヌードル)の昼食をいただいた。これが記念すべき「台湾2011」の第1食目。そのあと「康華大飯店」の周辺を歩いた。
「康華大飯店」に戻るとフロントで両替。1万円を替えたが、3300元。1元が3・03円、ほぼ3円というレートだ。
そこへ台鈴工業の李さんが来てくれた。前回の台湾では全コースを同行してくれたが、今回もはやり全コースを同行してくれるという。台鈴の本社へ。そこにはピカピカのTEKKENが用意されていた。
台鈴のサポートカーをフォローして、TEKKENを走らせ中山公園へ。中山公園は台湾各地にあるが、孫文を記念して名付けられた公園。台北の中山公園には建国の父、孫文を称える「国父記念館」がある。
観光バスが広い駐車場を埋め尽くしていたが、その大半は大陸からのツアー客を乗せたバスだという。台湾には今、大陸からの観光客が怒涛のごとく押し寄せている。
中山公園からは高さ508メートル、地上101階の「台北101」が見えるが、最上階は雲に隠れていた。
中山公園の一角の特設ステージでカソリのトークショーがおこなわれた。ここには台湾の新聞や雑誌社が招かれ、プレスコンファランスを兼ねていた。何誌ものバイク誌を出している青華出版の陳社長とお会いする。
みなさんには「謝謝!!台湾 ありがとう!!台湾」のフラッグを披露した。日本の東日本大震災(2011年)ではいち早く多額の義援金を送ってくれた台湾。「謝謝!!台湾 ありがとう!!台湾」のフラッグは、台湾のみなさんへの感謝の気持ちをこめたもの。このフラッグは台湾各地で大うけだった。
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