2024年10月16日
キャンプ場で大宴会
梅花村の梅花小学校訪問を終え、台湾山中から平野に降りてきた。国道3号に出ると、「セブンイレブン」で止まる。ここがストップポイント。カソリを待ち構えてくれていたライダーのみなさんとガッチリ握手をかわす。
セブンイレブンではコカコーラを買って飲んだが29圓(約150円)。ここで初めて台湾のお金の圓(元)を使った。1圓は日本円で約5円。台北の松山空港に降り立って以来、すべての支払いは台鈴工業がしてくれているので、両替した台湾通貨は一銭も使わないままで来た。それだけにセブンイレブンでの29圓の支払いにはちょっと感動した。
カソリに会いに来てくれたライダーの皆さんに閖上湊神社の「ライダーズ守」と「鐵男OG桑」のカソリステッカーを手渡し、そのあとはしばの歓談。カソリの横断幕にサインしてもらうと、一緒になって「行くぞ!」の雄叫びを上げ、皆さんと別れた。
国道3号沿いの「中油」で給油すると、再び台湾山中に入っていく。狭路の山道を登り、絶好の展望地のレストラン「招和食山」で止まる。ここで軽食タイム。軽食とはいっても食べ応え十分の料理が次々に出た。板條は名古屋のきしめん風の幅広の麺。これがうまい。鶏肉はほどよい脂分。さまざまな具の入った鍋料理はボリューム満点だ。ここはキャンプ場も兼ねていて、見下ろす一帯は自然度満点のキャンプ場。台湾でも今、キャンプは人気だという。軽食タイムが終わると、レクサスの新車に乗る「招和食山」の若きオーナーと「行くぞ!」ポーズ。お元気で!
台湾山中から再び平野に降り、埔里の「ファミリーマート」で止まった。ここがストップポイントで3人のライダーがカソリを待ち構えてくれていた。そのうちの一人は2021年5月31日のカソリの東北道での事故を知っていて、「カソリさん、もう大丈夫ですか」と心配してくれた。その方には「もう大丈夫ですよ」と言って、事故の状況を説明した。
20時、今晩の宿「麒麟山荘」に到着。まずはキャンプ場で焚火を囲みながらの盛大な夕食会。台鈴副董事長の黄教信さん自らが肉やソーセージを焼いてくれる。それもぶ厚い肉だ。サーバーの生ビールをグイグイ飲みながらビーフステーキに喰らいつく。いやー、たまらん。キャンプ場での大宴会が終わると、宿泊棟に舞台を移し、2次会の飲み会が始まった。飲むほどに台鈴の皆さんや参加者の皆さんとの絆は強くなっていく。