2024年2月10日
壊滅的な被害を受けた和倉温泉
「能登島一周」を終え、能登島大橋を渡って和倉温泉に戻ってきた。今度は温泉街に入って行く。
和倉温泉は能登最大の温泉地。近代的な温泉旅館や温泉ホテルが建ち並んでいるが、その開湯は古い。源泉は高温で湯量は豊富。その和倉温泉が今回の大地震で壊滅的な被害を受け、有名な「加賀屋」をはじめ、20軒近い温泉宿はすべて休業中。共同浴場の「総湯」も休業中で、和倉温泉は大きな痛手を負った。能登に限らず、石川県、さらには北陸全体にとっても和倉温泉の一日も早い復興が必要だ。
和倉温泉の温泉街をぐるりとまわったあと、和倉温泉駅に行く。和倉温泉の玄関口の和倉温泉駅はJR七尾線とのと鉄道の駅だが、2月15日にはJR七尾線の七尾駅〜和倉温泉駅間が、のと鉄道の和倉温泉駅〜のと中島駅間が再開される。のと鉄道の残る区間、のと中島駅〜穴水駅間は4月の上旬には運転の再開が予定されている。震災から1ヵ月半、被災地能登に少しづつだが日常が戻りつつある。
能登島大橋を渡って和倉温泉へ
和倉温泉は右へ、和倉温泉駅は左へ
和倉温泉の温泉街に入る
温泉宿はすべて臨時休業
源泉公園の神社の鳥居は崩れている
温泉街のあちこちで配湯管の工事を見る
ここは和倉温泉の共同浴場の「総湯」
総湯も休業中
和倉温泉の中心街。「加賀屋」が見える
和倉温泉の傾いた建物
和倉温泉の傾いた温泉宿
正面に和倉温泉駅が見える
JR七尾線とのと鉄道の和倉温泉駅
2 Thoughts on “能登半島を行く[07]”
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