伊豆七島紀行[11]

2018年12月21日

日本一の絶景島峠!

「島寿司」に大満足したところで、いよいよチョビデスさんとのタンデムの「八丈島一周」を開始する。底土港を出発点にして、八丈島一周の都道215号を走り出す。八丈島は北島と南島の2つの島がくっついているような形をしている。北島の最高峰が八丈富士(854m)で、南島の最高峰が三原山(701m)になる。

 まずは時計回りの「南島一周」だ。

 都道215号にはキロ表示のポイント標が1キロごとに立っている。地図つきのポイント標なのですごくわかりやすい。Vストローム250のアクセルを開き、登龍峠を登っていく。冬とは思えない緑濃い森の中を走り抜け、峠の展望台に到達。絶景峠で眼下に底土港を見下ろし、その向こうにそびえる八丈富士を一望する。標高858メートルの八丈富士は八丈島の最高峰にとどまらず、伊豆諸島の最高峰になっている。その左手には海上に浮かぶ八丈小島が見える。

登龍峠に到達
登龍峠からの眺め

 登龍峠でひと休み。チョビデスさん差し入れの「八天堂」の「クリームパン」を食べる。カスタードとチョコレート。絶景峠で食べるクリームパンは美味だった。

「八天堂」の「クリームパン」を手に持つカソリ
これが「八天堂」のクリームパン

 ぼくは2001年から2002年にかけて、スズキのSMX50を走らせ、「島めぐり日本一周」を成しとげた。全部で188島をめぐったが、それら188島の島峠の中から選んだ日本一の絶景島峠は、この八丈島の登龍峠だった。

登龍峠の常緑樹は青々している