バイクのふるさと浜松2025 14

2025年12月8日

分水点に行く

 12月8日9時30分、豊川の「豊川ビジネスホテル」を出発。『ツーリングマップル』編集長の舛木さんの乗るヒマラヤン、『ツーリングマップル関東』担当の中村さんが乗るCRF250、それとカソリの乗るVストローム250SXの3台のバイクは国道151号を北へ。

 三河一宮の砥鹿神社(とがじんじゃ)の前を通る。ここの祭神は遠江一宮の小国神社と同じ大己貴命(おおなむちのみこと)で大黒さまのこと。砥鹿神社は東海地方の総鎮守になっている。

 砥鹿神社の奥宮は本宮山(789m)に祀られている。本宮山は砥鹿神社の御神体なのだ。山頂の近くをライダーに人気の本宮山スカイラインが走っている。

 砥鹿神社を過ぎると豊川市から新城市に入る。

 新城からは国道301号を北へ。作手の道の駅「つくで」でバイクを止めた。ここは本宮山スカイラインの入口なので、ライダーの姿を多く見かける。

 道の駅「つくで」では作手産の自然薯が売られている。ブランド名は「夢とろろ」。ここでは「むかご」も売られている。懐かしい。ムカゴは自然薯の実。子供の頃、母が炊いてくれた「むかご飯」を食べたことがある。

 道の駅「つくで」の近くの豊川と矢作川の分水点に行く。2つの川を分けるのは分水嶺だが、ここは見た目は平らなので分水点になっている。。そこで豊川水系と矢作川水系の2つの川に分かれている。おもしろいのは両水系の川が巴川。同じ名前なのだ。その昔、相思相愛の男女が親の許しをもらえず、この地で泣き別れたという悲恋伝説が残っているという。