2020年10月27日
夜の国宝松江城へ
国道191号の山口・島根県境を出発。日本海沿いの快適ルート。海を見ながらSV650を走らせる。益田からは国道9号。浜田では道の駅「ゆうひパーク」から浜田港を見下した。江津では北緯35度線を越え、中国地方最大の江の川の河口でSV650を止めた。太田では石見一宮の物部神社を参拝。島根県は石見と出雲、それと隠岐の3国から成っているが、益田から大田までが石見になる。
国道9号で出雲市に入る。出雲一宮の出雲大社を参拝し、日御碕へ。日本一の高さを誇る日御碕灯台を見た。
出雲大社まで戻ると国道431号で松江へ。夜の松江に到着すると、松江城を見る。松江城は現存12天守のひとつで、さらに松本城、犬山城、彦根城、姫路城とともに国宝5城になっている。ここには松江城を築いた堀尾吉晴像が建っている。
JR松江駅前の「東横イン」に泊まり、松江駅の「食の専門館」の「八兵衛」で夕食。生ビールをキューッと飲み干したあと、「しじみ麻婆豆腐」と「しじみボール揚げ」を食べた。宍道湖畔の松江は「水都」で知られているが、その宍道湖は浜名湖やサロマ湖と同じような海水と淡水が混じり合っている汽水湖で、魚介類の宝庫になっている。
松江の味覚といえば宍道湖でとれた魚介類で、ヤマトシジミ、モロゲエビ、シラウオ、スズキ、ウナギ、コイ、アマサギの「宍道七珍味」がよく知られている。ということでヤマトシジミを使ったシジミ料理はまさに松江の味覚なのである。