2011年5月27日
カソリ大人気!?
2011年5月27日8時30分、台鈴工業本社前を出発。台鈴の125ccスクーター、TEKKENに乗って台北市内を走り出す。台鈴の曽さんの乗るNEXが先導役。そのほか台鈴のみなさんが乗るスクターがフォローしてくれる。スクーター天国の台湾だけあって、怒涛のごとく走るスクーター軍団の流れに入って走る。その後ろから李さんの乗るサポートカーがついてくれる。
まずは台鈴の直営店を訪問。そこではスクーターの排ガス検査の様子を見せてもらった。台湾の排ガス規制は世界一、厳しいとのことで、町を走るスクーターはすべてこのように1台1台、排ガスの検査を受けている。
つづいてスズキの販売店をめぐった。
どこでも大歓迎され、台湾での「カソリ人気!?」の高さを見せつけられた。
第1店目の「益轟」では銘菓のプレゼント。
第2店目の「建川車業」では缶入り烏龍茶のプレゼント。
第3店目の「台金車業」ではクッキーと酒のプレゼント。
「スズキの販売店のみなさん、ほんとうに謝謝!」
突然の雨にもめげず、TEKKENを走らせ、台北から桃園、龍潭へと向かう。
龍潭に到着。ここではスズキの販売店「栄春車業」を訪問。冷えたスイカとパイナップルを出してくれる。これがじつにうまい。
スイカとパイナップルでひといきついたところで、社長の曽慶さんに日本のコイノボリを贈る。台鈴が用意したものだが、これがずいぶんと各地で喜ばれた。台湾のみなさんの日本文化を喜んでくれる心がうれしい。曽さんからは地元の銘菓をいただいた。
店は奥さんが事務を担当し、曽さんは息子さんらと販売、修理、整備をしている。台湾にはこのような家族でやっている店が多い。
店内には土地神がまつられている。商売繁盛の神なのだという。台湾ではどこでもそうなのだが、神々が生きている。
「栄春車業」には一目、カソリを見ようと、何人ものライダーが来てくれた。そんな若者たちとしばしの歓談。台湾のライダーの中心は10代、20代の若者だ。
「栄春車業」の訪問を終えると、龍潭の町名の由来にもなっている龍潭へ。大きな池だ。湖畔には寺院も見られる。湖畔のレストラン「大楊梅鵞荘」で昼食。
まずはオードブル。それには刺身ものっている。
つづいて鶏&鵞鳥、海鮮鍋、エビ料理、イカ&豚、グラタン風貝料理、牛鍋、アワビ、白身の魚料理…と円卓に次々に出てくる。こうして盛大な昼食をいただいていると、いつものことだが、「食大国」台湾を実感する。
デザートを食べ終わると湖畔を歩き、最後にサトウキビを絞ったサトウキビジュースを飲んだ。サトウキビジュースの甘さが口の中、いっぱいに広がっていく。
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