鵜ノ子岬→尻屋崎 2024[07]

2024年3月11日 – 14日

石巻から女川へ、復興が進む町を見る

 石巻駅前を出発点にしてSX250を走らせ、石巻の町をぐるりとまわる。大津波で大きな被害を受けた旧北上川沿いの一帯は大分、復興している。

 旧北上川の川岸から急坂を登り日和山へ。山上の式内社、鹿島御児神社を参拝。そこは我が定点観測ポイントで旧北上川の河口一帯を見下ろす。河口にかかる日和大橋の上流側にもう1本、新しい橋が完成した。石巻かわみなと大橋だ。

 山上の日和山公園を歩き、芭蕉と曽良の「奥の細道」像を見る。その後、茶店の「さとう」で昼食。「味噌おでん」と「焼きそば」を食べた。日和山を下ると山下の震災遺構の旧門脇小学校を見学し、石巻南浜津波復興祈念公園を歩いた。

 石巻を出発。新しくできた石巻かわみなと大橋で旧北上川を渡り、国道398号に合流。渡波(わたのは)を通り、女川町に入っていく。

 国道398号のバイパス、浦宿橋が完成しているが、浦宿からは旧道で女川の中心街に入っていく。「女川医療センター」(旧女川市民病院)の駐車場にSX250を止め、復興が進む女川を見下ろした。ここは高台上にある病院だが、海岸一帯の盛土工事は終了しているので、上と下との高度差がずいぶんと小さくなった。

 女川からは盛土された国道398号で崎山トンネルを抜け、雄勝に向かう。その間の国道398号の改良工事は進み、曲がりくねったリアス海岸沿いの道もかなり走りやすくなっている。

 女川町から再度、石巻市に入り、完成した新道で雄勝に到着。雄勝の町に入っていく。

 高台移転した新しい町から海沿いの道の駅「硯上の里おかつ」を見下ろす。雄勝は昔からの硯の産地。道の駅「硯上の里おかつ」の「雄勝硯伝統産業会館」に展示されている雄勝硯を見てまわった。

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