2018年8月3日 黒磯駅▶︎福島駅

安達太良山がよく見える

 黒磯では10時26分発の新白河行に乗り換える。東北本線は全線が電化されているが、なぜか列車は2両編成のディーゼルカー。乗客も少ないので、ボックスシートに座ると缶ビールで乾杯。那須連峰の山々を眺めながら飲む缶ビールはうまい。

 高久、黒田原、豊原を通り、栃木県から福島県に入る。東北だ。

 東北の最初の駅は白坂。白坂は奥州街道の宿場町だ。

 鈍行列車での県境越えはおもしろい。乗客がポツポツと降り、ガラガラ状態になって県境を越えると、またポツポツと乗客が乗ってくる。

 新白河では郡山行4両編成の電車に乗り換える。白河、須賀川と通り、11時32分、郡山に到着。郡山では11時39分発の福島行快速シティーラビットに乗り換える。「青春18きっぷ」では快速にも乗れる。

 本宮に近づくと、安達太良山が見えてくる。「本宮〜二本松」間では安達太良山がよく見える。福島到着は12時27分。東京駅を出てから6時間。新幹線だと2時間もかからずに行けるところを6時間近くもかけていくのが、「鈍行乗り継ぎ」の列車旅のおもしろさなのだ。

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