2024年4月6日 – 10日

「総湯」が営業を再開

　七尾を出発。県道1号で能登最大の温泉地の和倉温泉へ。ここでは共同浴場の「総湯」が営業を再開していた。和倉温泉復活の第一歩だ。

　和倉温泉から能登島大橋を渡った能登島では、満開の桜並木の下でSX250を止めて花見をした。海辺のひょっこり温泉「島の湯」は営業を再開し、レストランも営業を開始していた。

　能登島を一周したが、道の駅「のとじま」も「のとじま水族館」も休業中。能登島のもう1本の橋、ツインブリッジのとは前回同様、通行止のままだった。

　能登島大橋を渡って七尾に戻ると、県道1号→国道249号で奥能登の玄関口の穴水に向かっていく。県道1号、国道249号の道路に沿って走るのと鉄道は4月6日に全線が開通した。何とうれしいニュース。能登中島駅では通学の高校生たちが列車を待っていた。みなさん、3ヵ月ぶりにのと鉄道での通学ができるようになって、嬉しそうな顔をしていた。

　七尾市から穴水町に入り、のと鉄道の能登鹿島駅でSX250を止める。ここは「能登さくら駅」で知られているが、桜並木を見に何人もの人たちが花見に来ていた。能登に春がやってきた。

　穴水の町に着くと、のと鉄道終点の穴水駅と隣り合った道の駅「あなみず」を見てまわる。ツバメたちが飛びかっている。富山駅前から穴水までは177キロだ。

［42］能登の中心、七尾へ

［44］「宗玄酒造」は営業していた