2024年2月11日

寸断された国道249号線

 曽々木から国道249号で輪島に向かう。曽々木の信号を左折するのだが、信号は消えている。走り始めた国道249号の路面には深い亀裂が入っている。輪島方向に行く車はあるし、対向車もやってくるので、輪島まで行けるかもしれないという期待をいだかせた。

 海沿いの道で、曽々木海岸がよく見える。山並みがストンと海に落ちている。海と山の世界で平地はない。ほとんどの電柱は傾き、能登半島地震の揺れの激しさを物語っている。

 水平線上に七ヶ島が見える。御厨島、赤島、烏帽子島、荒三子島、大島、狩又島、竜島の7島で、名前の通り大島が一番大きい。七ツ島のさらに沖合には舳倉島がある。この島には輪島港から船が出ている。何度か渡ろうとしたのだが、船の欠航などでまだ実現していない。輪島からの船が出るようになったら、ぜひともまた舳倉島にはトライしてみよう。

 国道249号に通行止の標示はなかったが、ここでもやはり突然といった感じで崩落現場に出た。残念無念。外浦海岸の国道249号は難関だ。あちこちで通行止、というよりも通行不能になっている。一日も早く国道249号の全線の通行できるようにと願うばかりだ。

曽々木からは国道249号で輪島に向かう

曽々木からは国道249号で輪島に向かう

道路には深い亀裂が入っている

道路には深い亀裂が入っている

山並みがストンと海に落ちている曽々木海岸

山並みがストンと海に落ちている曽々木海岸

傾いた電柱

傾いた電柱

水平線上に七ツ島を見る

水平線上に七ツ島を見る

隆起した海岸

隆起した海岸

大規模な崩落

大規模な崩落

山肌が大きく崩れている

山肌が大きく崩れている

残念無念。ここまでだ…

残念無念。ここまでだ…

大規模な崩落現場の復旧工事は始まっている

大規模な崩落現場の復旧工事は始まっている

 ということで、ここでは震災前の国道249号の見所ポイントを見てもらおう。

輪島を出発(2018年)

輪島を出発(2018年)

白米千枚田(2018年)

白米千枚田(2018年)

「曽々木食堂」の「能登丼」(2018年)

「曽々木食堂」の「能登丼」(2018年)

曽々木海岸のシンボルの窓岩(2018年)

曽々木海岸のシンボルの窓岩(2018年)

曽々木海岸の断崖(2018年)

曽々木海岸の断崖(2018年)

揚浜塩田(2018年)

揚浜塩田(2018年)

2 Thoughts on “能登半島を行く[24]”

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