2024年2月11日
落石が県道をふさいでいる
道の駅「狼煙」を出発。県道28号で外浦海岸を行く。通行止地点では右側の海岸に下る迂回路を行く。ちょっと怖くなるような急勾配の狭路だが、渡辺さんは難なく下る。海岸に出ると幅広の道になった。
折戸の県道52号との分岐を過ぎ、徳保の椿展望台まで行く。そこからは曽々木へとつづく海岸線を見渡す。椿展望台と道をはさんで反対側にある「つばき茶屋」は休業中だ。
椿展望台から下っていくと、落石が県道28号をふさいでいる。いきなり目の前に落石が現れるといった感じだ。ここには通行止の標示はないが、その先には大量の土石が崩れ落ちているので通行不可。来た道を引き返すしかなかった。
道の駅「狼煙」でコーンポタージュを飲んで出発
県道28号の通行止地点。ここは右手の迂回路を下っていく
隆起した外浦の海岸
法面崩落
徳保のバス停
バスの時刻表
椿展望台からの眺め
落石
山崩れの現場がつづく
県道28号は通行不可
県道28号で折戸まで戻る
折戸の国道52号との分岐まで戻ると我々は勝負に出た。通行できるかどうかわからなかったが、県道52号で珠洲の中心街を目指すことにした。通行止の標示はないが、ダメだったら狼煙まで戻ればいい。
県道52号を行くと、いきなり大規模な山崩れの現場に突入。そこは仮復旧して通れるようになっていた。鉄板を敷き詰めた狭路で、対向車が来たらバックするしかない。幸いにも鉄板道路を走り抜けられたが、雪に降られなくてほんとうによかったと心底、思った。雪の鉄板道路は恐怖だ。
県道52号で峠を越えた。これならば珠洲まで行けそうだと喜んだ。しかし珠洲までの間ではまたしても大規模な山崩れの現場を通る。すさまじい光景。土石に埋まった家もある。大岩が牙をむいて、路肩まで押し寄せている。その山崩れ現場を過ぎると、珠洲の中心街まで問題なく行けた。外浦の折戸から珠洲までの県道52号はかろうじて通れた。
折戸の県道28号と県道52号の分岐点。一発勝負で県道52号を行く
県道52号の鉄板道路。大規模な崩落現場を行く
岡田神社バス停の倒壊した家
すさまじい崩れ方。瓦礫の中に車が見える
山崩れの現場。崩れ落ちた土石が民家を飲み込んだ
崩れ落ちた大量の岩
崩れてくる土石を食い止めている
珠洲の中心街にやってきた。ここは珠洲道路(県道12号)の野々江総合公園口の交差点。新道の珠洲道路沿いでは地震の被害はほとんど見られない
2 Thoughts on “能登半島を行く[22]”
コメントは受け付けていません。