みなさ〜ん、2023年版の『ツーリングマップル東北』が出ましたよ〜。
まずはその表紙を見てもらいたいのですが、通常版は酒田(山形県)の山居倉庫、R版は石巻(宮城県)の夕日です。この通常版とR版がともに滝野沢優子さんの選ぶ「ツーリングマップル表紙大賞」を受賞しました。ダブル受賞に巣山カメラマンと大喜びしました。
『ツーリングマップル東北2023年版』のカソリの巻頭メッセージは次のようなものです。
2023年版の東北実走取材では東北横断ルートを走った。東北は旧国でいうと奥州と羽州の2国から成っているが、東北横断では境目となる奥羽山脈の峠を越える。東北横断に続いて紅葉の季節に東北縦断ルートを走った。青森から国道103号で八甲田、奥入瀬渓流、十和田湖、発荷峠の紅葉を眺め、八幡平アスピーテラインで八幡平を越え、さらに鳴子峡、蔵王エコーライン、磐梯吾妻スカイライン、阿武隈川源流、六十里越の紅葉を見た。東北の自然美は日本一。みなさんにはそれを満喫してもらいたい。
鵜ノ子岬→尻屋崎
『ツーリングマップル東北2023年版』の実走取材は、3月11日の「鵜ノ子岬→尻屋崎」から始めました。第27回目の「鵜ノ子岬→尻屋崎」になります。東北の太平洋岸を北上しましたが、途中の大船渡(岩手)で折り返し。雪にはばまれたのです。その翌日(3月16日)にはM7・4という大地震があり、東北道も常磐道も通行止になっただけに、雪のおかげで助かりました。さすが「強運カソリ」です。
第27回目の「鵜ノ子岬→尻屋崎」の後半戦(大船渡→尻屋崎)は、4月になってから走りました。
鵜ノ子岬→尻屋崎
東北横断
「東北横断」では全部で19ルートを走破しました。
第1本目は「新潟→只見→白河→いわき」の国道289号です。この国道289号は分断国道で、新潟・福島県境の八十里越えの区間は未完成です。つづいて第2本目の「いわき→郡山→会津若松→新潟」の国道49号を走りました。このようにして北へ、北へ、太平洋から日本海へ、日本海から東北へと東北を横断し、最後の19本目は「鯵ヶ沢→青森→十和田→八戸」で、国道101号→国道7号→国道4号→国道45号を走りました。
東北横断
東北縦断
「東北横断ルート」にひきつづいて、紅葉の季節に、「東北縦断ルート」を走りました。
青森を出発点にして国道103号で傘松峠、発荷峠を越え、八幡平アスピーテラインで八幡平を越えました。ここまでが北東北編。つづいての南東北編では蔵王エコーライン、磐梯吾妻スカイラインを走り、阿武隈川源流、福島・新潟県境の六十里越の紅葉を見たのです。
東北縦断
ここもポイント!
「ツーリングマップル東北2023年版』の「この道を走れ!2023」では、東北横断ルートの一部の国道344号→国道345号→国道7号と、東北縦断ルートの一部の国道103号を紹介しています。
「旧街道を行く」では羽州街道の桑折宿から小坂峠、金山峠を越えて上山宿まで走りました。「混浴めぐり」では夏油温泉(岩手)と二岐温泉(福島)に入りました。「東北10選」では名城と名瀑をめぐりました。これらは巻頭の写真ページにのっています。
旧街道を行く
混浴めぐり
名瀑10選
名城10選
巻末の写真ページの「かそりんの軌跡2023」では、酒田から相馬までの「東北横断ルート」を紹介しています。
かそりんの軌跡2023
ということでみなさん、『ツーリングマップル東北』の2023年版をどうぞご覧になってください。情報満載の『ツーリングマップル東北』を持って、東北を自由自在に駆けめぐってください。東北でお会いしましょう〜!