2019年10月5日
「バイクフォーラムinならは」
10月5日。平潟漁港温泉「友の湯」の朝湯に入り、朝食を食べ、8時30分に出発。国道6号で福島県に入ると、東北太平洋岸最南端の鵜ノ子岬でVストローム250を止めた。鵜ノ子岬の北側が東北の勿来漁港、南側が関東の平潟漁港になる。
鵜ノ子岬でチョビデスさんと別れると、国道6号を北へ。国道6号は陸前浜街道と名前を変える。
いわき市を走り抜け、広野町から楢葉町に入った。そこには道の駅「ならは」がある。
道の駅「ならは」の温泉に入り、さっぱりしたところで楢葉復興のシンボル、「ならはCANvas」の「みんなの交流館」へ。ここが「バイクフォーラムinならは2019」の会場だ。
何度となく一緒に東北を走っている渡辺哲さんが出迎えてくれた。用意された昼食を食べたあと、13時、バイクフォーラム開始。まずはカソリの基調講演。「バイクで見続けてきた復興の軌跡」と題して、2011年3月11日の東日本大震災以降、何度となくまわった東北の被災地の様子や復興の軌跡を話した。
そのあとは楢葉町の松本幸英町長、被災地でのボランティア活動を続けている滝野沢優子さん、復興フラッグキャラバンを続けているHoshizouさんとのパネルディスカッション。渡辺さんが司会をしてくれた。
「バイクフォーラムinならは2019」は16時、無事に終了。大変な思いをして準備を重ねてきた渡辺さんと、ガッチリ握手を交わした。
講演会が終わると、JR常磐線の竜田駅に近い真言宗の名刹、大楽院に移動する。ここでは住職の酒主さんが境内の焚き火場で火を起こして待ってくれていた。山のような焚き木が積み上げられている。バイクフォーラムに参加した大勢のライダーのみなさんも来てくれる。焚き火を囲みながらの交流会。
飲みながら、食べながら、おおいに語り合う。焚き火交流会は深夜までつづき、忘れられない楢葉の夜となった。