2017年10月15日
東日本編の最終日
翌10月15日は千里浜温泉「ホテルゆ華」の朝湯に入り、朝食を食べ、8時に道の駅「のと千里浜」を出発。この日が「70代編日本一周」の第45日目になる。
千里浜からは、なぎさドライブウェイ→のと里山海道→国道159号→国道8号で石川・富山県境の倶利伽羅峠を越えた。
富山県に入ったところが石動。ここは難解地名で「いするぎ」と読む。小矢部市の中心地だ。石動駅前でVストローム250を止めると「麺類食堂」で「天たまうどん」を食べた。
石動から国道8号で富山へ。富山からは国道41号を南下する。
道の駅「細入」で「ますずし」を買って食べた。我が大好物のますずしを食べると「富山にやってきた!」という実感がする。
ますずしはいい伝えによると、江戸時代中期の享保2年(1717年)、吉村新八という富山藩士が考案したものだという。吉村が三代目藩主の前田利与に献上したところ、藩主はたいそう気に入り、富山藩は幕府への献上品にした。ますずしの日もちのよさがそれを可能にした。時の徳川八代将軍吉宗はますずしを好み、それ以降、富山の名産品になったという。
国道41号で岐阜県に入り、高山からは国道158号を行く。天気は崩れ、ザーザー降りの雨。バス停で雨宿りするほどの大雨だ。
安房峠道路で安房峠を越えて長野県に入り、松本ICからは高速道路。長野道から中央道を行く。諏訪湖SAでは「ハイウェイ温泉諏訪湖」の湯につかり、湯から上がると「ソースかつ丼」を食べた。
東京・日本橋到着は23時45分。雨は降りつづいている。千里浜から464キロ。この日が2分割で走った「70代編日本一周・東日本編」の最終日で、9月1日に日本橋を出発してから1万2478キロ走って日本橋に戻ってきた。