2025年6月1日

復路編で東尋坊へ

 6月1日。今日は「SSTR2025」の最終日。内灘の「サイクリングターミナル」を5時に出発。『ツーリングマップル』編集長の舛木さん、『ツーリングマップル関東』担当の中村さんとは「SSTR2025」のイベントが終了した時点で落ち合い、SSTRの復路編を開始するのだ。

 県道8号から国道159号に入り、「すき家」で朝食を食べる。千里浜のSSTRの会場には8時までに行けばいいとのことなので、まだ2時間以上ある。

「よーし、それならば!」
 と、国道159号で七尾まで行くことにした。

 七尾は能登の中心地。すべての道は七尾に通じている。

 爽快なVストローム250SXでのモーニングラン。「朝のひとっ走り」といった気分だ。

 七尾に着くと、JR七尾線の七尾駅前で折り返し、今度は県道2号で羽咋へ。約束の8時ぴったりに千里浜に着いた。内灘から千里浜までは99キロだった。

「SSTR2025」の最終日は盛りだくさんのイベント。「HINO TEAM SUGAWARA」のダカールラリー参戦車両のデモ走行、FMXチームBULLYの見事な空中パフォーマンスを見る。日野のダカールラリー参戦車両はド迫力。FMXのチームBULLYの若きメンバーたちは信じられないようなパフォーマンスで、バイクで次々に空を舞う。その姿には大感動。

 そのあとは風間深志さん、風間晋之介さん親子の「パリ・ダカールラリー」、「ダカールラリー」参戦車両でのデモ走行だ。親子での競演はすばらしいものだったが、それ以上に、本気になって「パリ・ダカ」マシンのDR500を走らせる風間深志さんの姿に大感激。胸が熱くなった。最後は千里浜再生プロジェクトの「一人一砂運動」。参加者全員で一握りの砂を波打ちぎわにまき、「SSTR2025」は終了した。

 豪華版の弁当をいただくと、道の駅「のと千里浜」へ。そこで舛木さんと中村さんに落ち合い、我々の「SSTR2025」の復路編は始まった。

 千里浜出発は15時15分。加賀ICで北陸道を降りると、国道305号で県境を越えて福井県に入り東尋坊へ。夕暮れの東尋坊の断崖を見たあと敦賀まで行った。千里浜→敦賀は201キロ。駅前の「ルートイン」に泊った。夜の敦賀をプラプラ歩き、お好み焼きの「笑兵衛」という店に入り、とろとろたまごの「トロタマ焼き」を食べた。

 さ〜、「SSTR2025」の復路編はどうなるのか。どういうルートになるのか、どこがゴールになるのか。まだ決まっていない。おもしろいではないか。