2023年12月19日 盛駅
三陸鉄道へ
JR大船渡線の終点、盛駅に到着。一ノ関から盛まで大船渡線の全線に乗ったが、「一ノ関→気仙沼」は鉄道、「気仙沼→盛」間はBRT(バス高速輸送システム)になる。
東日本大震災の大津波で大船渡線の「気仙沼〜盛」間は大きな被害を受け、その後、長らく運休していたが、2013年3月2日にBRTに変わって運行が再開された。
盛駅は三陸鉄道の起点でもあるが、ここから釜石、宮古を経由して久慈まで通じている。三陸鉄道も東日本大震災では大きな被害を受けた。復旧工事が終わり、運転が再開されたのは2014年4月6日のことだった。当時の三陸鉄道は「盛〜釜石」間の南リアス線と、「宮古〜久慈」間の北リアス線の2区間から成っていた。
それが2019年3月23日、JR山田線の「宮古〜釜石」間が三陸鉄道に移管され、南リアス線と北リアス線はつながってリアス線になった。全長163キロ。全国の第3セクターの鉄道の中では最長の路線になった。
「一ノ関→盛」のJR大船渡線につづいて、三陸鉄道全線の「盛→久慈」間を乗ってみる。さー、出発進行!