2018年8月6日 盛駅▶︎気仙沼駅
JR大船渡線のBRTで気仙沼駅へ
三陸鉄道で盛駅に着いたのは10時09分。盛駅の駅前をプラプラ歩き、盛駅10時54分発のJR大船渡線BTRの気仙沼行きに乗る。盛駅は三陸鉄道の始発駅であり、JR大船渡線の終着駅。三陸鉄道とJRの駅舎は隣り合っている。
JR大船渡線は盛〜気仙沼〜一ノ関間の路線だが、そのうちの盛〜気仙沼間はBTR(バス高速輸送システム)。鉄路は舗装路に変わり、JR専用の舗装路を赤いバスが走る。未完成区間では一般道を走る。駅は鉄道の駅、もしくはそのすぐ近くにある。青春18きっぷも使える。
盛駅を出発すると次は大船渡駅。東日本大震災の大津波で壊滅状態になった大船渡の中心街にある。国道45号は通岡峠を越えて陸前高田に入って行くが、JR大船渡線は広田半島の北側を横断するようなルートで陸前高田駅へ。
陸前高田は東日本大震災の大津波で町は壊滅状態になったが、BTRの陸前高田駅の周辺はショッピングエリアが出来ている。盛駅から陸前高田駅までの間は乗客の乗り降りがあったが、陸前高田駅を出ると車内はガラガラ。陸前矢作駅を通り、飯森峠を越えて宮城県に入り、気仙沼の鹿折へ。そこには鹿折唐桑駅がある。大津波と大火事に見舞われた鹿折地区の復興は進んでいる。
終点の気仙沼駅に着いたのは12時10分。JR大船渡線は気仙沼駅から一ノ関駅までは鉄道、気仙沼駅から前谷地駅までのJR気仙沼線は気仙沼駅〜柳津駅間がBRT、柳津〜前谷地間が鉄道だが、前谷地駅まで行くBRTもある。