2011年5月27日
うれしい再会
龍潭から竹東を通って新竹へ。その途中ではサポートカーに乗る李さんが、TEKKENに乗るカソリの写真を何枚もとってくれた。カソリのTEKKENの後ろには台鈴のみなさんのみならず、龍潭からのライダーのみなさんのスクーターがつづく。
新竹は「台湾のシリコンバレー」。この町の郊外にある「新竹サイエンスパーク」は台湾のみならず、世界のハイテク産業の一大拠点になっている。
新竹ではスズキの販売店「振昇機車行」を訪問。社長にはカラフルなバンダナとこの地方の名産のグアバを贈られた。さっそくガブリとグアバにかぶりつく。小さな粒粒の種はそのまま食べる。肉厚の熱帯を感じさせるグアバはアフリカでもよく食べたので、台湾にいながらにしてアフリカの旅を思い出した。
ここではうれしい再会があった。1年前の「台湾一周」で出会ったライダーが、カソリの似顔絵入りのTシャツで来てくれた。それには「生涯旅人! 2010・6・24 賀曽利隆」のサインが入っている。今度はその下に、同じように「生涯旅人! 2011・5・27 賀曽利隆」のサインをした。
新竹を出発。TEKKENを走らせ、台湾中部の中心都市、台中に向かう。
その途中ではまずは苗栗のスズキの販売店を訪問する。販売店の社長夫妻には鯉のぼりを贈った。社長夫妻からは、「旅の安全を祈ってますよ」といってお守りをいただいた。
苗栗を出発すると、大雅のスズキの販売店を訪問。店内で果物や落花生、カステラ、お菓子などを出してもらう。社長夫妻としばしの歓談。
ここにも「台湾一周2010」の「カソリTシャツ」を持って、カソリファンのライダーが来てくれた。
「生涯旅人! 2010・6・24 賀曽利 隆」
このサインの下に、
「2011・5・27 賀曽利 隆 ありがとう!」
と、新たにサインしてあげる。
「宝物にします」
といって喜んでくれたことがすごくうれしい。
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