2023年12月18日 いわき駅▶仙台駅
雪がチラチラ舞ってくる
いわき駅を出発。12時14分発の原ノ町行に乗る。いわき駅始発の5両編成の電車。いわきは晴れているが、前方には雪雲。広野町、楢葉町と浜通りの町々を通り、大熊町の大野駅を過ぎると雪がチラチラ舞っている。冬のみちのく旅になった。
14時45分、終点の原ノ町駅（南相馬市）に到着。雪は止み、青空が広がっている。ここで14時04分発の仙台行に乗り換える。4両編成の電車。先頭車両の一番前に座る。相馬、新地を通り、宮城県に入った。
いわき駅を出発
いわき市内の風景
末続駅。ここまでいわき市
広野町に入る
楢葉町の木戸駅
木戸川を渡る
楢葉町の復興住宅が見える
富岡駅からの眺め
浪江駅
南相馬市に入る
原ノ町駅に到着
原ノ町駅が終点
原ノ町駅
原ノ町駅を発車。仙台へ
県境を越えると、東日本大震災以降に内陸に移設され、高架になった線路を走る。強風にあおられ電車は減速。宮城県側の最初の駅は坂元（山元町）。山下、亘理を通り、岩沼駅で東北本線に合流する。岩沼は国道4号と国道6号の合流地点だが、道路でも鉄路でも東北の交通の要衝になっている。
岩沼からは東北本線。名取、長町を通り、15時23分、仙台駅に到着。東北新幹線だったら1時間半ほどで着く仙台に9時間ほどかけてやってきた。これが青春18きっぷの鈍行旅のおもしろさ。その間ではいくつものドラマがあり、車窓からはいろいろな風景が見られた。仙台駅では「揚げなすおろしうどん」を食べ、さらに北へ、北へ向かう。
