2018年8月5日 酒田駅▶︎新庄駅

陸羽西線を行く

 酒田発7時42分の新庄行に乗る。2両編成のディゼルのワンマンカー。酒田の市街地を抜け出ると、車窓には鳥海山が見えてくる。最上川を渡り、8時00分、余目に到着。余目は庄内平野の真っただ中にある。ここで羽越本線と分かれ、陸羽西線を行く。

 8時14分、清川着。ここは芭蕉の「奥の細道」の上陸地点。芭蕉はここで最上川の川船から上がり、羽黒山に向かっていった。清川を過ぎると、最上川の両岸には山が迫り、流れの速い最上峡になる。陸羽西線の車窓からは最上峡と、最上川沿いに走る国道47号を見る。

 8時31分、古口着。ここは戸沢村の中心地で、駅の近くには最上峡の船下りの船乗場がある。次の津谷駅を過ぎると風景は開け、列車は新庄盆地に入っていく。終点の新庄到着は8時55分だ。

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