カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

温泉めぐり日本一周[152日目]

投稿日:2018年11月7日

同行者の最高記録更新

九州編 23日目(2007年5月12日)

 南阿蘇温泉の国民宿舎「南阿蘇」の朝湯に入り、ご飯、味噌汁、焼魚、蒲鉾、キャラブキ、切り干し大根、納豆、生卵、豆腐、海苔、漬物の朝食を食べ、8時30分に出発。

 南阿蘇温泉の国民宿舎「南阿蘇」には『ツーリングマップル九州編』を担当している坂口まさえさんが来てくれた。

「カソリさ〜ん、お久ぶり!」

 坂口さんは熊本市内から車を飛ばして来てくれたのだが、うれしいことに昼過ぎまで同行してくれるという。坂口さんとの阿蘇の温泉めぐり、開始。

 第1湯目は地獄温泉。まずは「清風荘」の湯屋内の風呂に入る。つづいて混浴露天風呂の「すずめの湯」に入る。灰色がかったにごり湯。そこでは北九州から来たという年配の人と一緒になった。若い頃はヤマハの125㏄バイクに乗ってあちこちまわったそうで、
「何夜、農家に泊めてもらったことか…。オートバイは見聞を広めるのには一番いい」
 といっていた。

 第2湯目は阿蘇白水温泉の日帰り湯「瑠璃」。大規模な温泉施設。大浴場と露天風呂はともに無色透明の湯。湯から上がると、BMW・F650GSの「吉村さん」が待ち構えていた。熊本市内から駆けつけてきたという。ここからは坂口さん&吉村さんとの温泉めぐりになる。

 第3湯目は月廻り温泉「月廻温泉館」。大浴場と大露天風呂はともに無色透明の湯。「広々感」がすごくいい。ゆったりまったり気分で気持ちよくつかれる湯だ。

 第4湯目は高森温泉「高森温泉館」の湯。大浴場には大風呂のほかに高温浴と低温浴の湯船、寝湯がある。露天風呂には深くて大きな歩行浴がある。

 南阿蘇鉄道の中松駅で昼食。吉村さんおすすめの「一心庵」で十割そばの「もりそば」を食べた。ここは土、日のみの営業。食事の最中に南阿蘇鉄道のトロッコ列車がやってきた。

 昼食を食べ終わると、南阿蘇温泉の国民宿舎「南阿蘇」に戻った。時間は12時45分。坂口さんはもうすこし付き合ってくれるという。

 第5湯目は「南阿蘇」のすぐ下にある垂玉温泉「山口旅館」。大浴場の湯に入る。若干のにごり湯。石の湯船の感触がいい。大風呂の一角にある打たせ湯に打たれたが、「アチチチ…」と声が出るほど熱い湯だった。

 第6湯目は蘇峰温泉「蘇峰温泉」の湯。目の前には田植えの終わったばかりの水田。その向こうには阿蘇外輪山の山々が連なっている。浴室からの眺めのいい「蘇峰温泉」。湯も濁り湯ですごくいい。

 第7湯目は四季の森温泉「四季の森」の湯。ここは大浴場の内風呂のみ。浴室からは阿蘇の中央火口丘の峰々を一望する。阿蘇の眺めがすばらしい「四季の森」だ。

 第8湯目は阿蘇下田城温泉「阿蘇下田城温泉駅」。ここは南阿蘇鉄道の駅舎温泉。湯は濁り湯。駅舎温泉は日本各地にあるが、もうそれだけで心ひかれるものがある。

 第10湯目は久木野温泉「木の香湯」。大浴場と露天風呂。大浴場には大風呂と深い浴槽の湯船がある。解放感満点の露天風呂は広々としていて気持ちいい!

 久木野温泉から阿蘇外輪山の俵山峠を越える。

 俵山峠を貫く俵山トンネルを抜け出たところにある俵山温泉の日帰り湯「泉力の湯」が第10湯目。大浴場と露天風呂。露天風呂は底の浅い湯船。「泉力の湯」から上がったところで坂口さんは熊本市内へと戻っていった。一緒に10湯まわれてよかった!

「吉村さん」との温泉めぐりはつづく。

 俵山峠を越えて阿蘇のカルデラ内に戻り、さらに阿蘇の温泉をめぐる。

 第11湯目は栃木温泉「朝陽」の「こころの湯」。大浴場と露天風呂。阿蘇の森を眺めながら露天風呂の湯につかる。ここには打たせ湯もある。

 第12湯目は栃木原温泉「いろは館」の湯。大浴場の真ん中の木の湯船は熱めの湯、右の石造りの湯船はちょっと熱めの湯、左の石造りの湯船は温めの湯。これら3つの湯船は見事な造りだ。大岩を配した露天風呂もある。

 阿蘇水溜温泉「ウィナス」の湯。大浴場と露天風呂。大浴場には大風呂と木の湯船。露天風呂には八角の湯船がある。八角の湯につかりながら阿蘇を一望!

 このころから天気が崩れ、雨が降り出した。降りしきる雨を突いて走る。

 第14湯目は阿蘇健康火山温泉「阿蘇ファームランド」の湯。ここは一大スパリゾートになっている。

 第15湯目は火の山温泉。「アーデンホテル阿蘇」の日帰り湯「どんどこ湯」に入る。入浴料は800円だが、「焼肉定食」とのセット料金が1850円なのでそれにした。オーダーストップ直前のレストランに飛び込み、先に夕食。なかなかの焼肉だった。そのあと大浴場と露天風呂の湯に入った。露天風呂にはいくつもの湯船。これで「吉村さん」は13湯の温泉に入ったことになる。これまでの同行者の記録としては最高だ。ありがたいことに湯から上がるころには雨が上がった。

 今晩の宿は熊本市内の神園温泉「神園山荘」。そこまで吉村さんが案内してくれた。宿の前で別れたが、心に残る「吉村さん」との温泉めぐりだった。

本日のデータ 料金等は当時のものです
朝湯 南阿蘇温泉の国民宿舎「南阿蘇」
朝食 南阿蘇温泉の国民宿舎「南阿蘇」 ご飯、味噌汁、焼魚、蒲鉾、キャラブキ、切り干し大根、納豆、生卵、豆腐、海苔、漬物
8時30分 南阿蘇温泉の国民宿舎「南阿蘇」を出発
出会い 坂口さん
1457湯目 地獄温泉「清風荘」(400円)
1458湯目 阿蘇白水温泉「瑠璃」(400円)
出会い 吉村さん
1459湯目 月廻温泉「月廻温泉館」(500円)
1460湯目 高森温泉「高森温泉館」(400円)
昼食 南阿蘇鉄道中松駅の「一心庵」の「もりそば」(735円)
1461湯目 垂玉温泉「山口旅館」(600円)
1462湯目 蘇峰温泉「蘇峰温泉」(400円)
1463湯目 四季の森温泉「四季の森」(400円)
1464湯目 阿蘇下田城温泉「阿蘇下田城温泉駅」(400円)
1465湯目 久木野温泉「木の香湯」(400円)
俵山峠(峠返し)
1466湯目 俵山温泉「泉力の湯」(500円)
1467湯目 栃木温泉「朝陽」(400円)
1468湯目 栃木原温泉「いろは館」(300円)
1469湯目 阿蘇水溜温泉「ウィナス」(400円)
湯ノ谷温泉(廃業湯)
1470湯目 阿蘇健康火山温泉「阿蘇ファームランド」(800円)
1471湯目 火の山温泉「アーデンホテル阿蘇」(800円)
夕食 火の山温泉「アーデンホテル阿蘇」焼肉定食(1050円)
22時10分 神園温泉「神園山荘」(1泊朝食7000円)
1472湯目 神園温泉「神園山荘」
本日の走行距離数 141キロ
本日の温泉入浴数 16湯

南阿蘇温泉の国民宿舎「南阿蘇」の朝湯に入る国民宿舎「南阿蘇」の朝食国民宿舎「南阿蘇」に坂口さんが来てくれた!

南阿蘇温泉の国民宿舎「南阿蘇」の朝湯に入る 国民宿舎「南阿蘇」の朝食 国民宿舎「南阿蘇」に坂口さんが来てくれた!

国民宿舎「南阿蘇」を出発地獄温泉「清風荘」「清風荘」の内風呂

国民宿舎「南阿蘇」を出発 地獄温泉「清風荘」 「清風荘」の内風呂

「清風荘」の混浴露天風呂「すずめの湯」に入る阿蘇白水温泉「瑠璃」「瑠璃」の湯

「清風荘」の混浴露天風呂「すずめの湯」に入る 阿蘇白水温泉「瑠璃」 「瑠璃」の湯

月廻温泉「月廻温泉館」高森温泉「高森温泉館」南阿蘇鉄道の中松駅

月廻温泉「月廻温泉館」 高森温泉「高森温泉館」 南阿蘇鉄道の中松駅

南阿蘇鉄道中松駅の「一心庵」の「もりそば」南阿蘇鉄道のトロッコ列車垂玉温泉「山口旅館」

南阿蘇鉄道中松駅の「一心庵」の「もりそば」 南阿蘇鉄道のトロッコ列車 垂玉温泉「山口旅館」

四季の森温泉「四季の森」阿蘇中央火口丘を見る阿蘇下田城温泉「阿蘇下田城温泉駅」

四季の森温泉「四季の森」 阿蘇中央火口丘を見る 阿蘇下田城温泉「阿蘇下田城温泉駅」

「阿蘇下田城温泉駅」の湯久木野温泉「木の香湯」栃木温泉「朝陽」

「阿蘇下田城温泉駅」の湯 久木野温泉「木の香湯」 栃木温泉「朝陽」

火の山温泉「アーデンホテル阿蘇」「アーデンホテル阿蘇」の焼肉定食

火の山温泉「アーデンホテル阿蘇」 「アーデンホテル阿蘇」の焼肉定食  

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