能登半島を行く[56]

2024年5月15日 – 17日

能登国の中心の七尾

 中能登町から県道18号で七尾市に入った。さ~、七尾市内の式内社めぐりの開始だ。能登国の中心の七尾だけあって、七尾市内には式内社は多い。

 まずは西三階町の藤原比古(ふじわらひこ)神社と飯川町の久志伊奈太伎比咩(くしいなだひめ)神社の2社をめぐり、七尾の中心街に入っていく。

 七尾の中心街では国分町の久志伊奈太伎比咩(くしいなだひめ)神社と所口町の能登生国玉比古(のといくくにたまひこ)神社の2社をめぐった。

 飯川町と国分町にある久志伊奈太伎比咩神社はともに式内社の論社になるが、祭神は素戔嗚命の妃神の稲田姫命だ。気多大神の母神で、日本海側の開発の祖神といわれている。

 所口町の能登生国玉比古神社は「気多本宮」ともいわれるが、能登一宮の気多大社の本宮になる。夏祭りの「夏越祭」は有名だ。

県道18号で七尾市に入る

県道18号で七尾市に入る

西三階町の藤原比古神社。鳥居が折れている

西三階町の藤原比古神社。鳥居が折れている

藤原比古神社の神馬と狛犬。御神燈は落下

藤原比古神社の神馬と狛犬。御神燈は落下

藤原比古神社の拝殿

藤原比古神社の拝殿

飯川町の久志伊奈太伎比咩神社

飯川町の久志伊奈太伎比咩神社

久志伊奈太伎比咩神社の鳥居

久志伊奈太伎比咩神社の鳥居

久志伊奈太伎比咩神社の拝殿

久志伊奈太伎比咩神社の拝殿

久志伊奈太伎比咩神社の神馬

久志伊奈太伎比咩神社の神馬

国道159号で七尾の中心街に入っていく

国道159号で七尾の中心街に入っていく

国分町の久志伊奈太伎比咩神社

国分町の久志伊奈太伎比咩神社

久志伊奈太伎比咩神社の拝殿

久志伊奈太伎比咩神社の拝殿

能登生国玉比古神社

能登生国玉比古神社

能登生国玉比古神社の神門

能登生国玉比古神社の神門

能登生国玉比古神社の拝殿

能登生国玉比古神社の拝殿

能登生国玉比古神社の神馬

能登生国玉比古神社の神馬

「Jolly-Pasta」で「カルボナーラ」を食べ、七尾を出発。国道160号→県道246号で崎山半島に入っていく。突端は観音崎。目の前には小口瀬戸をはさんで能登島が浮かんでいる。

 式内社の御門主比古(みかどぬしひこ)神社は観音崎に近い鵜浦町の集落にある。鳥居は倒れ、狛犬は片方が落ちているが、拝殿は残っている。

 鵜浦の集落を出発し、県道246号を南下。富山湾岸を走り、国道160号に合流する。この頃からザーザー降りの雨になり、道の駅「いおり」で小休止。一息入れたところで山崎町の阿良加志比古(あらかしひこ)神社へ。なかなか見つけられなかったが、バイクでの郵便配達の方に教えられて、急坂を登った小集落にある阿良加志比古神社に到着。ここには宿那彦神像石(すくなひこかみかたいし)神社が合祀されている。

 激しく雨の降りつづく中、国道160号で富山県境まで行き、そこで折り返し、七尾に戻った。

「Jolly-Pasta」の「カルボナーラ」

「Jolly-Pasta」の「カルボナーラ」

崎山半島の案内図

崎山半島の案内図

鵜浦町の御門主比古神社

鵜浦町の御門主比古神社

御門主比古神社の拝殿

御門主比古神社の拝殿

御門主比古神社の落ちた狛犬

御門主比古神社の落ちた狛犬

鵜浦漁港

鵜浦漁港

山崎町の阿良加志比古神社

山崎町の阿良加志比古神社

阿良加志比古神社の拝殿

阿良加志比古神社の拝殿

阿良加志比古神社には宿那彦神像石神社も合祀されている

阿良加志比古神社には宿那彦神像石神社も合祀されている