2020年10月31日

左回りで能登半島一周

 10月31日6時、ひと晩泊った宝達志水町の「ホテルウエルネス能登路」を出発。「能登半島一周」の開始。まずは国道159号で七尾へ、SV650を走らせる。快走路! 七尾は能登の国府所在地。町の入口の地名は「古府」だが、それは国府跡を証明している。七尾の中心街に入り、和倉温泉へ。共同浴場「総湯」に入ったあと、「セブンイレブン」で朝食。「シャキシャキレタス」のサンドイッチを食べた。

 和倉温泉からは能登島大橋を渡って能登島へ。海が青い。海沿いのルートを走り、「ツインブリッジのと」を渡って国道249号の道の駅「なかじまロマン峠」に出た。

 国道249号で穴水へ。その途中では「明治の館」の室木家住宅を見学。奥能登の玄関口の穴水に着くと、穴水大宮を参拝し、のと鉄道の終点の穴水駅と、それに隣り合った道の駅「あなみず」を見てまわる。

 穴水からは海沿いのルート県道34号で内浦を行く。能登半島内海の富山湾側は内浦、外海の日本海側は外浦と呼ばれている。

 能登町の中心地、宇出津(うしつ)からは県道35号を行く。観光地の九十九湾ではライダーにも人気の「ピース」で昼食。「能登牛のサイコロステーキ」を食べた。

 珠洲市に入ると「軍艦島」で知られる見附島を見る。その名の通りの島で、威風堂々と能登の海を突き進む軍艦に見える。

 珠洲市の中心地、飯田から狼煙(のろし)へ。狼煙到着は13時20分。道の駅「狼煙」の駐車場から能登半島突端の禄剛崎まで歩き、「日本列島ここが中心」の碑、禄剛崎の灯台を見る。

 狼煙を出発。ここで富山湾から日本海へと海が変わる。内浦から外浦へ。県道28号で外浦の海岸線を行く。大谷で国道249号に合流。断崖が海に落ち込む曽々木海岸、白米の千枚田を見て輪島へ。

 輪島到着は15時20分。のと鉄道七尾線の輪島駅跡の道の駅「輪島」でSV650を止める。のと鉄道の穴水〜輪島間が廃線になったのは2001年。ホームに立つ駅名標示板の輪島の次の駅はシベリア。ぼくはこれが好きだ。

 輪島からは国道249号を行く。中屋峠を越えた門前では総持寺祖院を参拝。道下(とうげ)の「道下サンセットパーク」では日本海に落ちる夕日を見た。

 輪島市から志賀町に入り、「とぎ海街道」と「ころ柿の里しか」、国道249号沿いの2つの道の駅に寄り、羽咋市に入った。

 すっかり日の暮れた千里浜を走り、18時30分、道の駅「のと千里浜」に到着。全行程314キロの「能登半島一周」。「きどぐちや」で夕食を食べると、その夜はSSTRのスタッフのみなさんが借りている家で泊めてもらった。