2018年5月25日

18峠を越えてゴール

下諏訪からは国道20号で第12番目の塩尻峠を越え、13時15分、塩尻に到着。出発点の西湘PAから344キロだ。

 Vストローム250に「さー、行くぞ!」と声をかけてさらに行く。

 塩尻から国道19号で鳥居峠を越え、木曽福島からは国道361号を行く。地蔵峠、九蔵峠と越え、長峰峠を越えて岐阜県に入る。地蔵峠は新道の新地蔵トンネルを抜けたが、旧道だと御嶽山を眺める展望台がある。九蔵峠からはその御嶽山がきれいに見えた。絶景だ。

 岐阜県に入ると、国道361号の旧道で美女峠を越えて16時40分、高山に到着。ほんとうはここから国道158号で小鳥峠、松ノ木峠、軽岡峠の3峠を越え、白川郷ICで東海北陸道に入る予定にしていたが、時間的に無理だと判断し、高山ICから高速道に入った。そして東海北陸道→能越道で富山県の福岡ICへ、そこから国道8号→国道8号旧道で富山・石川県境の天田峠を越えた。これが18番目の最後の峠。「20峠は越えたかったなぁ…」という思いで石川県に入った。

 千里浜に到着したのは18時28分。相模湾の西湘PAから611キロ。Vストローム250には「お疲れさん。よく走ったな!」と声をかける。千里浜には人影もなかったが、SSTRのゴールと特設会場のメインステージはすでに設営されていた。

 日本海に落ちていく夕日を眺め、夕日が水平線に沈むのを見届けると今晩の宿、千里浜温泉「ホテルゆ華」へ。そこで夕食。「のと里山 里海丼」の豪華弁当をいただき、大浴場の湯にどっぷりとつかった。

 その夜は楽しかった。

 風間深志さん、カメラマンの盛長幸夫さん、「日本16端紀行」を成しとげた村越毅徳さんと同室で、缶ビールをガンガン飲みながらのみなさんとの「SSTR談義」。時間のたつのも忘れて盛り上がった。