カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

ジクサー150分割日本一周

 2017年2月18日と2月19日の両日、岩手県花巻市で「IWATEモーターサイクルフェスタ」が開催された。カソリはメインゲストとして呼ばれ、『ツーリングマップル北海道』(昭文社)を担当している小原信好さんと2日連続のトークショーをおこなった。立見席までいっぱいになるほどの大盛況。その会場に日本初公開のジクサー150が展示されていた。スズキのジクサー150との衝撃的な出会いだ。

「満タンにすれば500キロ以上は走れますよ」
 という担当の方の一言に、ぼくの心は強烈にひきつけられた。

「よーし、やってやろう。ジクサー150で日本中をまわってやろう!」
 と、その瞬間に決心した。電光石火の決心だ。

 ということで、「ジクサー150での分割日本一周」は、花巻から始まった。「旅はドラマ。旅は思いたったが吉日!」なのである。

プロローグ | 中国一周編 | 九州一周編 | 東北一周編
プロローグ
[01] ノンストップで500キロ!
[02] IWATEモーターサイクルフェスタ
[03] 雪原の中を走る
[04] 三陸鉄道に乗り換える
[05] 三陸鉄道の全線に乗った
[06] BRTの赤いバス
[07] 前谷地駅周辺をプラプラ
[08] やむなく「中国一周」を断念
[09] 温泉めぐりの再開だ
[10] 周辺は一面のみかん畑
中国一周編
[11] ジクサー日本一周が始まった
[12] 美作の一宮「中山神社」
[13] 備前の一宮「石上布都魂神社」
[14] 備前の一宮「吉備津彦神社」
[15] 備中の一宮「吉備津神社」
[16] 日本三大稲の「最上稲荷」
[17] 広島県、備後に入る
[18] 備後の一宮「素盞嗚神社」
[19] 備後の一宮「吉備津神社」
[20] 安芸の宮島へ
[21] 安芸の一宮「厳島神社」
[22] 宮本常一先生の10ヵ条
[23] なつかしの町、柳井
[24] 最初の天神さま「防府天満宮」
[25] 周防の一宮「玉祖神社」
[26] 長門の二宮「忌宮神社」
[27] 長門の一宮「住吉神社」
[28] 大陸へ「下関鉄道桟橋」
[29] 日本の終着駅
[30] 石見の一宮「物部神社」
[31] 出雲の一宮「出雲大社」
[32] 出雲の一宮「熊野大社」
[33] 水木しげる一色の境港
[34] 「国引伝説」
[35] 境港からの「目指せ、イスタンブール!」
[36] 西ノ島の別府港に到着
[37] 隠岐の一宮「由良比女神社」
[38] 日本屈指の海岸美
[39] 鬼舞スカイラインを走る
[40] 船引運河を渡り、東部に入る
[41] 後醍醐天皇の黒木御所跡
[42] 名残おしい西ノ島
[43] 隠岐国の総社「玉若酢命神社」
[44] 隠岐の一宮「水若酢神社」
[45] 小野篁が詠んだ歌
[46] 2月22日は「竹島の日」
[47] 島後一周
[48] 「隠岐の旅」が終わった
[49] えびす様の魚釣りの島
[50] 伯耆の一宮「倭文神社」
[51] 因幡の一宮「宇倍神社」
[52] 雪と大格闘
九州一周編
[53] 九州に乾杯!
[54] 筑前の一宮「筥崎宮」
[55] 筑前の一宮「住吉神社」
[56] 筑後の一宮「高良大社」
[57] 肥前の一宮「千栗八幡宮」
[58] 巨大環濠集落「吉野ヶ里遺跡」
[59] 肥前の一宮「與止日女神社」
[60] 唐津探訪
[61] 壱岐国に上陸
[62] 5時間の壱岐一周
[63] 壱岐の一宮「天手長男神社」
[64] 壱岐の二宮「聖母宮」
[65] 曽良の墓を見る
[66] 「魏志倭人伝」に記載された国
[67] 飛鳥時代の烽火台
[68] 対馬に上陸
[69] 対馬第一の大社「和多都美神社」
[70] 対馬の一宮「海神神社」
[71] 日本から異国を見る
[72] ヤマネコに注意!
[73] 『忘れられた日本人』の舞台
[74] 宋氏が築いた城下町「厳原」
[75] 厳原港が遠ざかっていく
[76] 壱岐が見えてくる
[77] 博多港に到着
[78] 国道3号で熊本へ
[79] 日本の名城「熊本城」に行く
[80] 阿蘇へ
[81] ミルクロードを行く
[82] なだらかな「北阿蘇外輪山」
[83] 火山の中に人が住む
[84] 肥後の一宮「阿蘇神社」
[85] 阿蘇を味わう
[86] 阿蘇神社の強さ
[87] 阿蘇外輪山の峠を越えていく
[88] 噴煙を上げる阿蘇
[89] 阿蘇大橋の落橋現場
[90] 九州一の絶景峠「俵山峠」
[91] 温泉をめぐり鹿児島へ
[92] 薩摩の一宮「新田神社」
[93] 薩摩半島に入っていく
[94] 神代の時代の舞台「野間岬」
[95] 遣唐使船の港「坊津」
[96] 薩摩の一宮「枚聞神社」
[97] 日本の中の独立国「薩摩」
[98] 大隅の一宮「鹿児島神宮」
[99] 桜島一周
[100] 日本本土最南端の佐多岬へ
[101] 佐多岬の日の出を見る
[102] 大隅半島を横断する
[103] 都井岬と野生馬と御崎神社
[104] 「オバラッチ」出現!
[105] 日南海岸第一の観光地「青島」
[106] 日向の一宮「都農神社」
[107] 豊後の一宮「柞原八幡宮」
[108] 豊後の一宮「西寒田神社」
[109] 筑後平野が広がっている
[110] 由布院と湯布院
[111] 阿蘇から大分へ
[112] 国東半島を一周した
[113] 豊前の一宮「宇佐神宮」
[114] 山陰道経由で日本橋へ
東北一周編
[115] テーマは「岬めぐり」
[116] 岬めぐりが始まる
[117] 大津波に残った波立薬師を参拝
[118] 楢葉は「鮭の町」なのだ
[119] 松川浦大橋が開通
[120] 「奇跡の藤」の地
[121] ダンプカーの数が減った
[122] 仙台市に入った
[123] 陸奥の国府をめぐる
[124] 陸奥国府跡の「多賀城跡」に行く
[125] 芭蕉も書いた国府の壷碑
[126] 陸奥国総社「陸奥総社宮」
[127] 再び岬めぐり
[128] 陸奥の一宮「鹽竈神社」
[129] 五大堂から「日本三景」を眺めた
[130] 支倉常長が船出した地
[131] 雄勝半島に入っていく
[132] 震災遺構「旧大川小学校」
[133] 南三陸町の岬めぐり
[134] 気仙沼市の岬めぐり
[135] 潮吹き岩の岩井崎
[136] 唐桑半島に入っていく
[137] 「セルフのオカモト」の広告塔
[138] 桁外れの大津波
[139] 岬と神社の関係を見る
[140] 広田半島最後の岬
[141] 自然美の極致を岬に見る
[142] 半島突端への道がない
[143] 自動車道がプッツンと途切れる
[144] 本州最東端の岬
[145] 陸中海岸随一の絶景岬
[146] 土砂降りの雨
[147] 本州最北端の大間崎へ
[148] 下北半島を南下する
[149] 神秘的な巨岩・奇岩群
[150] 下北半島の最南西端
[151] 陸奥湾を見ながら走る
[152] 下北半島「八戸→野辺地」は414キロ
[153] 青森湾に落ちる夕日を見る
[154] 朝日に向かって突っ走る
[155] 「青森〜三厩」間は松前街道
[156] 左手に高野崎を見る
[157] 津軽海峡の岬めぐり
[158] 国道280号の直線区間を走る
[159] 義経北行伝説の地「三厩」へ
[160] ここは、本州の袋小路だ
[161] 一気に日本海へと下っていく
[162] 「徐福伝説」日本最北の地
[163] 絶望するな。では、失敬
[164] 北国第一の港
[165] 奇岩が続く名勝「大戸崎」を歩く
[166] 目の前に日本海が広がっていく
[167] 北前船の寄港地「深浦」探訪
[168] 不老ふ死温泉の湯にどっぷり
  • 新刊紹介


    タンデムスタイル No.228
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    賀曽利隆の分割日本一周


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    賀曽利隆の
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    房総編

  • ツーリングマップル 2021

    カソリのメッセージ
    ツーリング情報満載の地図
    「ツーリングマップル」

    北海道東北関東 甲信越
    中部 北陸関西
    中国・四国九州 沖縄

    リング式、文字の大きな
    「ツーリングマップルR」

    北海道東北関東 甲信越
    中部 北陸関西
    中国・四国九州 沖縄

  • 短期集中連載「東日本大震災」

    まもなく10年目の3・11を迎えます。2011年3月11日に発生した「東日本大震災」の直後から、ぼくはいたたまれないような気持ちで、「地平線通信」に毎月のように書きました。それら一連の「東日本大震災」の関連原稿をお読みください。それを通して当時の状況が伝われば幸いです。
  • 3.11 応援ステッカー

    フォトグラファー小原信好さんが、東北応援ステッカーを作成しました。興味のある方はぜひ小原さんのブログ
    https://ameblo.jp/hokkaider/entry-10852098083.html

    をチェックしてください。ステッカーの元データは上記の写真をクリックすることでもダウンロードできます。
  • おすすめの一冊


    松尾清晴
    ワルキューレ1500cc
    オートバイ地球ひとり旅
    アフリカ編

    鳥影社
    344ページ 1,600円+税

    19年間で140ヵ国、39万㎞を走った松尾さんの地球ひとり旅。その第1弾目として「アフリカ編」が出た。松尾さんのパワーには圧倒されるが、旅への情熱がけた外れに大きい。JRを早期退職して56歳で世界に旅立った松尾さん。「アフリカ編」のあとは、
    「ヨーロッパ編」
    「アメリカ大陸編」
    「シベリア横断・中央アジア編」
    「アジア・オセアニア編」
    「朝鮮半島編」
    「東南アジア編」と出版予定。

    (賀曽利隆)

    御年77歳の海外ツーリングライダー、松尾さんの初めての著書。英語もほとんど話せず、ガイドブックも持たず、地図は高校の授業で使う世界地図帳だけ。まさに行き当たりばったりの旅ながら、何とかなってしまうのだから凄い。私もインド・バラナシでお会いしましたが、ホントに日本語とジェスチャーだけでも通じていました。海外ツーリングを夢見る、すべてのライダーに勇気を与えてくれる本です。

    (荒木優子)

  • おすすめの一冊


    風をあつめて、ふたたび。
    文:中部博 写真:武田大祐
    平原社

    「すばらしい写真の数々に感動!
    真っ赤な夕日を背にしたカソリ(P228〜P229)も登場しています。
    ぜひともご覧ください」(賀曽利隆)

  • おすすめの一冊


    「日本と違った世界を実際に見ることは、お金では決して買えない、かけがえのない体験です。その後の人生、生き方にもきっと、大きな影響を与えてくれるはずです。ぜひとも、一人でも多くのみなさんが、海外へ飛び出してほしいと願っています。もちろん、僕もまだまだ、走り続けますよ!」

    (賀曽利隆)

    360ページ
    出版社:ラピュータ
    価格:1800円+税

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