カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

ジクサー150分割日本一周[309]

投稿日:2022年7月14日

四国一周編 3(2020年5月29日)

土佐の国府めぐり(その1)

宍喰温泉の「ホテルリビエラ」から見る朝日

宍喰温泉の「ホテルリビエラ」から見る朝日

 5月29日6時、宍喰温泉「ホテルリビエラ」の朝湯に入り、昇ってまもない朝日を見た。湯から上がると朝食を食べ、8時に出発。国道55号で県境を越え、徳島県から高知県に入った。さ〜、「土佐編」の開始だ。

「四国八十八ヵ所めぐり」は第1ステージ「発心の道場」の阿波編から、第2ステージ「修行の道場」の土佐編になる。

 風光明媚な白浜海岸を見ると、国道55号を南下して室戸岬へ。ここでは「歩き遍路」のお遍路さんたちを頻繁にみかけた。

国道55号の徳島・高知県境国道55号で土佐に入った!白浜の案内図

国道55号の徳島・高知県境 国道55号で土佐に入った! 白浜の案内図

白浜の眺め白浜のビーチ国道55号を南下

白浜の眺め 白浜のビーチ 国道55号を南下

室戸海岸を行く

室戸海岸を行く

室戸岬に到着

室戸岬に到着

室戸岬の海岸

室戸岬の海岸

室戸岬を通る国道55号

室戸岬を通る国道55号

室戸岬の御厨人洞

室戸岬の御厨人洞

室戸岬の中岡慎太郎像

室戸岬の中岡慎太郎像

室戸の市街地を望む

室戸の市街地を望む

 第23番の薬王寺から第24番の最御崎(ほつみさき)寺までは。歩きだと3日の行程で、国道55号をただひたすらに歩くことになる。

 室戸岬に到着。ジクサー150を止め、岬突端の遊歩道を歩き、黒潮の海を見た。そして弘法大師が修行したという洞窟、「御厨人窟(みくろど)」に入って手を合わせた。ここにも多くのお遍路さんたちがやってくる。お遍路さんたちの鈴がチリリリン、チリリリンと洞窟内に鳴り響く。

 御厨人窟を出たときは感動した。目の前には室戸岬の果てしない海と、果てしない空が広がっている。まさに「空海」の世界だ。

 太平洋の土佐湾をはさんで東の室戸岬は西の足摺岬と相対しているが、国道55号はそんな室戸岬を通っている。岬の沖合いをタンカーやコンテナ船などの大型船が次々に通り過ぎていく。

 室戸岬には「海援隊」の坂本龍馬の盟友、「陸援隊」の中岡慎太郎の巨大な銅像が建っている。土佐人は大きな銅像が好きなようで、高知の桂浜に建つ坂本龍馬の像も、足摺岬の「ジョン万次郎」こと中浜万次郎の像も見上げるほどの大きさだ。

 室戸岬は海岸段丘の岬。岬突端の海岸から段丘を登っていくと、室戸岬漁港を見下ろし、その向こうに広がる室戸の市街地を一望する。

 室戸岬といえば「台風銀座」で有名だ。

 伊勢湾台風と並ぶ日本台風史上の双璧、室戸台風は昭和9年9月21日、この地に上陸した。912ミリバール(ヘクトパスカル)という超低気圧を記録し、日本各地で3066人という死者行方不明者を出した。さらに昭和36年9月15日、室戸岬に上陸した第2室戸台風は、最大瞬間風速84・5メートルという猛烈な風を記録した。

 ここでは四国八十八ヵ所第24番札所の最御崎寺を参拝。山門(仁王門)をくぐり抜けると、境内には「空海の七不思議」のひとつといわれる「鏡石」がある。石でたたいてみると、冥土まで届くといわれる澄んだ音色がする。

 最御崎寺の参拝を終えると、室戸の市街地に入っていく。

 最御崎寺は通称「東寺」。室戸の市街地の西にある第26番札所の金剛頂寺は「西寺」といわれている。この東寺から西寺にかけての一帯が室戸なのだという。

24番札所最御崎寺の山門最御崎寺の「鏡石」最御崎寺の本堂

24番札所最御崎寺の山門 最御崎寺の「鏡石」 最御崎寺の本堂

最御崎寺の大師堂室戸岬の灯台第26番札所の金剛頂寺

最御崎寺の大師堂 室戸岬の灯台 第26番札所の金剛頂寺

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