カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

ジクサー150分割日本一周[189]

投稿日:2021年5月11日

北海道一周編 7(2020年4月11日)

函館駅前は「北海道の十字路」

函館の市電は北海道遺産

函館の市電は北海道遺産

正面に見える函館山も北海道遺産

正面に見える函館山も北海道遺産

市電の終点の谷地頭電停

市電の終点の谷地頭電停

 函館駅前を出発。駅前の交差点は「北海道の十字路」だ。

 国道5号、国道227号、国道228号、国道278号、国道279号と5本の国道の起点になっている。そのうちの国道279号は函館港から津軽海峡を渡り、下北半島の大間から野辺地に至る。

 さらに青森から津軽半島の三厩に通じる国道280号も津軽海峡を渡り、福島から国道228号と重複し、函館駅前が終点になっている。

 函館駅前からは国道279号の市電通りを行く。函館の路面電車は札幌の市電とともに北海道遺産になっている。正面に函館のシンボルの函館山が見えているが、函館山も山上の砲台跡とともに北海道遺産になっている。

 函館駅前から1・8キロの函館港が道内の終点になる国道279号と分かれ、高田屋嘉兵衛像の前を通り、市電の終点の谷地頭へ。そこから細道に入り、石川啄木の墓の前を通り、絶景岬の立待岬に立った。函館山がストンと海に落ちる断崖を見る。目の前に広がる津軽海峡の水平線上には、下北半島がまるで大島のように見える。

 案内板によると、立待岬の岬名はアイヌ語の「ヨコウシ」に由来するという。ヨコウシとは「待ち伏せするところ。すなわち、ここで魚を捕ろうと立って待つところ」を意味するという。

 18世紀末には、幕府はこの地に北方警備の台場を築いた。第二次大戦中は一般人の立ち入りることのできない要塞地帯。立待岬は津軽海峡を見張る要衝の地になっていた。

立待岬の碑立待岬から函館山の断崖を見る立待岬から下北半島を見る

立待岬の碑 立待岬から函館山の断崖を見る 立待岬から下北半島を見る

Comments

Comments are closed.

  • 最近の投稿

  • カテゴリー

  • アーカイブ

  • ツーリングマップル 2021

    カソリのメッセージ
    ツーリング情報満載の地図
    「ツーリングマップル」

    北海道東北関東 甲信越
    中部 北陸関西
    中国・四国九州 沖縄

    リング式、文字の大きな
    「ツーリングマップルR」

    北海道東北関東 甲信越
    中部 北陸関西
    中国・四国九州 沖縄

  • 新刊紹介


    モトチャンプ 2021年7月号
    6月5日発売

    賀曽利隆の
    クレイジージャニー


    アンダー400 No.88
    5月6日発売

    賀曽利隆の日帰り林道ガイド
    静岡県・田貫湖編

  • Takashi Kasori チャンネル

  • メルマガ「カソリング」

    賀曽利隆の「東アジア走破行」配信中
    メルマガ購読・解除
     
  • おすすめの一冊


    松尾清晴
    ワルキューレ1500cc
    オートバイ地球ひとり旅
    アフリカ編

    鳥影社
    344ページ 1,600円+税

    19年間で140ヵ国、39万㎞を走った松尾さんの地球ひとり旅。その第1弾目として「アフリカ編」が出た。松尾さんのパワーには圧倒されるが、旅への情熱がけた外れに大きい。JRを早期退職して56歳で世界に旅立った松尾さん。「アフリカ編」のあとは、
    「ヨーロッパ編」
    「アメリカ大陸編」
    「シベリア横断・中央アジア編」
    「アジア・オセアニア編」
    「朝鮮半島編」
    「東南アジア編」と出版予定。

    (賀曽利隆)

    御年77歳の海外ツーリングライダー、松尾さんの初めての著書。英語もほとんど話せず、ガイドブックも持たず、地図は高校の授業で使う世界地図帳だけ。まさに行き当たりばったりの旅ながら、何とかなってしまうのだから凄い。私もインド・バラナシでお会いしましたが、ホントに日本語とジェスチャーだけでも通じていました。海外ツーリングを夢見る、すべてのライダーに勇気を与えてくれる本です。

    (荒木優子)

  • おすすめの一冊


    風をあつめて、ふたたび。
    文:中部博 写真:武田大祐
    平原社

    「すばらしい写真の数々に感動!
    真っ赤な夕日を背にしたカソリ(P228〜P229)も登場しています。
    ぜひともご覧ください」(賀曽利隆)

  • おすすめの一冊


    「日本と違った世界を実際に見ることは、お金では決して買えない、かけがえのない体験です。その後の人生、生き方にもきっと、大きな影響を与えてくれるはずです。ぜひとも、一人でも多くのみなさんが、海外へ飛び出してほしいと願っています。もちろん、僕もまだまだ、走り続けますよ!」

    (賀曽利隆)

    360ページ
    出版社:ラピュータ
    価格:1800円+税

Scroll Up