カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

ジクサー150分割日本一周[135]

投稿日:2020年12月18日

東北一周編 21(2017年7月21日)

潮吹き岩の岩井崎

琴平神社の鳥居

琴平神社の鳥居”

琴平神社を参拝

琴平神社を参拝

岩井崎の松林を歩く

岩井崎の松林を歩く

岩井崎は「三陸復興国立公園」

岩井崎は「三陸復興国立公園」

岩井崎から見る御伊勢崎

岩井崎から見る御伊勢崎

岩井崎の「龍の松」

岩井崎の「龍の松」

岩井崎の横綱の秀ノ山像

岩井崎の横綱の秀ノ山像

 気仙沼の町に近づいたところで、国道45号を右折し、潮吹き岩で知られる岩井崎へ。鵜ノ子岬から数えて、第35番目の岬になる。

 まずは岬の入口にある琴平神社を参拝。境内には「東日本大震災記録」の碑が建っている。それには次のように書かれている。

 平成23年(2011年)3月11日午後2時46分頃、震度7の長い激震。岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城沖の4ヵ所で連続して起き、震源地毎に大津波が発生。午後3時15分頃、岩手県沖より第1波の津波が、東側の3mの防潮堤を越えて来た。続いて2分後位に宮城沖より波高11mの大津波が襲来。標高11mの琴平神社境内前に東側と西側から大津波が押し寄せてきた。拝殿前の参道まで侵入してきた海水に足が浸かった。波路上地域(氏子)の449戸のうち315戸が流失し、壊滅的な被害を受けた。この地震で地域の地盤は80センチ前後、沈下した。

 琴平神社の参拝を終えると、岩井崎の遊歩道を歩いて岬の突端へ。そこには第9代横綱の秀ノ山像が建っている。東日本大震災の大津波にも残った奇跡の像だ。その先に広がる岩場に潮吹の岩がある。波が押し寄せるたびにピューという大きな音とともに、高さ10数メートルの潮を吹き上げる潮吹き岩だが、残念ながらこの日は見られなかった。

 岬の突端には「龍の松」もある。大津波に襲われ、枯死状態になっているが、まるで大津波に向かって吠えるようなその姿に多くの人たちが共感し、長く保存されることになった。

 岩井崎の灯台からは大島がよく見える。その先端は龍舞崎。沖合には黒崎島が浮かんでいる。

岩井崎の潮吹き岩。残念ながらこの日は見られず岩井崎の灯台岩井崎から大島の龍舞崎を見る

岩井崎の潮吹き岩。残念ながらこの日は見られず 岩井崎の灯台 岩井崎から大島の龍舞崎を見る

Comments

Comments are closed.

  • おすすめの一冊

  • 新刊紹介


    モトチャンプ
    2022年12月号
    11月6日発売

    賀曽利隆の
    クレイジージャーニー

  • ツーリングマップル 2022

    カソリのメッセージ
    ツーリング情報満載の地図
    「ツーリングマップル」

    北海道東北関東 甲信越
    中部 北陸関西
    中国・四国九州 沖縄

    リング式、文字の大きな
    「ツーリングマップルR」

    北海道東北関東 甲信越
    中部 北陸関西
    中国・四国九州 沖縄

  • カテゴリー

  • アーカイブ

  • おすすめの一冊


    松尾清晴
    ワルキューレ1500cc
    オートバイ地球ひとり旅
    アフリカ編

    鳥影社
    344ページ 1,600円+税

    19年間で140ヵ国、39万㎞を走った松尾さんの地球ひとり旅。その第1弾目として「アフリカ編」が出た。松尾さんのパワーには圧倒されるが、旅への情熱がけた外れに大きい。JRを早期退職して56歳で世界に旅立った松尾さん。「アフリカ編」のあとは、
    「ヨーロッパ編」
    「アメリカ大陸編」
    「シベリア横断・中央アジア編」
    「アジア・オセアニア編」
    「朝鮮半島編」
    「東南アジア編」と出版予定。

    (賀曽利隆)

    御年77歳の海外ツーリングライダー、松尾さんの初めての著書。英語もほとんど話せず、ガイドブックも持たず、地図は高校の授業で使う世界地図帳だけ。まさに行き当たりばったりの旅ながら、何とかなってしまうのだから凄い。私もインド・バラナシでお会いしましたが、ホントに日本語とジェスチャーだけでも通じていました。海外ツーリングを夢見る、すべてのライダーに勇気を与えてくれる本です。

    (荒木優子)

  • おすすめの一冊


    風をあつめて、ふたたび。
    文:中部博 写真:武田大祐
    平原社

    「すばらしい写真の数々に感動!
    真っ赤な夕日を背にしたカソリ(P228〜P229)も登場しています。
    ぜひともご覧ください」(賀曽利隆)

  • おすすめの一冊


    「日本と違った世界を実際に見ることは、お金では決して買えない、かけがえのない体験です。その後の人生、生き方にもきっと、大きな影響を与えてくれるはずです。ぜひとも、一人でも多くのみなさんが、海外へ飛び出してほしいと願っています。もちろん、僕もまだまだ、走り続けますよ!」

    (賀曽利隆)

    360ページ
    出版社:ラピュータ
    価格:1800円+税

  • 3.11 応援ステッカー

    フォトグラファー小原信好さんが、東北応援ステッカーを作成しました。興味のある方はぜひ小原さんのブログ
    https://ameblo.jp/hokkaider/entry-10852098083.html

    をチェックしてください。ステッカーの元データは上記の写真をクリックすることでもダウンロードできます。