カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

ジクサー150分割日本一周[58]

投稿日:2020年8月2日

九州一周編 6(2017年4月21日)

巨大環濠集落「吉野ヶ里遺跡」

千栗八幡宮を出発

千栗八幡宮を出発

吉野ヶ里歴史公園にやってきた

吉野ヶ里歴史公園にやってきた

吉野ヶ里歴史公園の案内図

吉野ヶ里歴史公園の案内図

 肥前の一宮、千栗八幡宮(みやぎ町)の参拝を終えると、ジクサー150を走らせ、県道22号→国道34号→国道385号で弥生遺跡の吉野ヶ里遺跡(神埼市・吉野ヶ里町)へ。今は吉野ヶ里歴史公園になっている。環濠集落を歩き、櫓門や物見櫓、王の住いを中心にして建ち並ぶ竪穴住居や高床の倉庫を見てまわった。

 吉野ヶ里遺跡は大正末期から昭和の初め頃には地元の研究者たちに知られていたようだが、昭和61年(1986年)に発掘調査が開始された。平成元年(1989年)には、大規模な環濠集落や墳丘墓が「魏志倭人伝」に書かれている邪馬台国の集落と同じ造りだと大々的に報道され、一躍、全国的に注目されるようになった。平成4年(1992年)からは「吉野ヶ里歴史公園」として整備されている。

 弥生時代前期(紀元前5世紀〜紀元前2世紀)には3ヘクタール規模の環濠集落だった吉野ヶ里は、弥生時代中期(紀元前2世紀〜紀元1世紀)には20ヘクタール規模になり、弥生時代後期(紀元1世紀〜紀元3世紀)には40ヘクタールを超える国内最大規模の環濠集落へと発展した。

 この吉野ヶ里の巨大な環濠集落が衰退し、終焉を迎えるのは、古墳時代前期(3世紀の後半頃)のことだという。

吉野ヶ里遺跡を流れる田手川吉野ヶ里遺跡の環濠と城柵吉野ヶ里遺跡の環濠集落の入口

吉野ヶ里遺跡を流れる田手川 吉野ヶ里遺跡の環濠と城柵 吉野ヶ里遺跡の環濠集落の入口

吉野ヶ里遺跡の櫓門吉野ヶ里遺跡の物見櫓物見櫓から見下ろす吉野ヶ里遺跡

吉野ヶ里遺跡の櫓門 吉野ヶ里遺跡の物見櫓 物見櫓から見下ろす吉野ヶ里遺跡

吉野ヶ里遺跡の中心部を見下ろす吉野ヶ里遺跡の「大人」の家「大人」の家の内部

吉野ヶ里遺跡の中心部を見下ろす 吉野ヶ里遺跡の「大人」の家 「大人」の家の内部

「大人」の家の道具類ここは「大人」の妻の家吉野ヶ里遺跡の展示室

「大人」の家の道具類 ここは「大人」の妻の家 吉野ヶ里遺跡の展示室

吉野ヶ里遺跡展示室の内部吉野ヶ里遺跡展示室の展示品首長たちが葬られた甕棺

吉野ヶ里遺跡展示室の内部 吉野ヶ里遺跡展示室の展示品 首長たちが葬られた甕棺

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