カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

温泉めぐり日本一周[278日目]

投稿日:2020年3月28日

佐渡の温泉めぐり

北海道編 54日目(2007年10月13日)

 椎崎温泉「佐渡グリーンホテルきらく」の朝湯に入る。「パノラマ大浴場」の湯。ツルツル湯で、若干の味がある。浴室からは潟湖の加茂湖越しに、大佐渡山脈の山並みを見る。湯から上がると、ご飯、味噌汁、イカ刺し、塩ジャケ、キノコの白和え、納豆、海苔、生卵、漬物の朝食を食べ、9時に出発だ。

 両津港を出発点にしての佐渡の温泉めぐりを開始する。

 第1湯目は両津温泉「佐渡シーサイドホテル」の湯。目の前には海水浴場が広がっている。ここは大浴場の内風呂のみ。ほぼ無色透明の湯。浴室内には大岩。ここの湯は昔から「トキの傷湯」で知られている。

 湯から上がると、先日、秋田の「にしめの湯っ娘」で出会った下田さんがぼくを待ち構えていた。今日はハーレー(ロードキング)でやってきた。今日一日、佐渡の温泉めぐりに付き合いたいという。

 第2湯目は住吉温泉「両津健康保養センター」の湯。ここは大浴場の内風呂のみで無色透明のツルツル湯。つづいて住吉温泉「等月館」の湯にも入った。

 第3湯目は新穂潟上温泉「新穂潟上温泉」の湯。ここも大浴場の内風呂のみ。塩分を含んだほぼ無色透明の湯。

 第4湯目ははたの温泉「松泉閣」の湯。ここも大浴場の内風呂のみ。浴室からは佐渡中央部の国中の平野を一望する。無色透明無味無臭の湯。湯から上がると、「月見うどん&おにぎり」の昼食を食べた。

 第5湯目は仙道温泉「湯林荘」の湯。県道65号からわずかに入ったところにあるが、看板などは一切なし。超ディープな温泉だ。

「こういうのが好きなんですよ」
 と、下田さんは大喜び。

 脱衣所にはベンチが置かれ、それには常連さんたちの赤く染まったタオルがかけられていた。ここでは内風呂の黒湯に入った。

 第6湯目は真野温泉「ゆとりぴあ真野」の湯。ここは大浴場の内風呂のみ。無色透明の湯。脱衣所には畳敷きの休憩所がある。湯上がりに「ワンカップ」を飲み、そのまま気持ちよさそうに寝込んでしまった人がいた。

 真野から佐渡の南部へ。

 第7湯目は城ヶ浜温泉「あかどまり」の湯。ここも大浴場の内風呂のみ。無色透明の湯につかる。湯上りの「15分寝」が気持ちよかった。

 第8湯目ははもち温泉「クアテルメ佐渡」の湯。ここも大浴場の内風呂のみ。無色透明の湯。ここは佐渡で最初にできた日帰り湯。佐渡の一宮の「度津神社」に隣り合っている。佐渡は淡路、隠岐、壱岐、対馬と同じような島国。日本には5国の島国があるが、このような国としての歴史が佐渡を独特な世界にしている。佐渡は佐渡。同じ新潟県とはいっても、越後とは違う。

 第9湯目は小木温泉「おぎの湯」。大浴場と露天風呂。残念ながら露天風呂は使用中止で内風呂の無色透明のツルツル湯につかる。浴室からは小木港を見下した。

 小木から真野に戻ると、相川へ。

 第10湯目は相川温泉「ワイドブルーあいかわ」の湯。ここも大浴場の内風呂のみ。無色透明の湯。湯から上がったのは18時10分。ここで下田さんとプラニング。ぼくは最終のフェリーで新潟に戻るつもりでいたが、下田さんもそうするという。すぐさま新潟駅前の「東横イン」に電話すると、じつにタイミングよく2部屋とれた。最終のフェリーは19時30分発。その前に、どうしても最後の金井温泉に入りたかった。

 カソリにとっては第11湯目だが、下田さんにとっては記念すべき第10湯目になる。

「よーし、やろう!」
 と、一発勝負で金井温泉に向かった。

 国道350号の金井温泉入口には案内板が立っていた。

「助かった!」

 そのおかげで夜道でも迷うことなく、行き着くことができた。

 さっそく第11湯目の金井温泉「金北の里」の湯に入る。塩分の濃い無色透明の湯。湯の中で下田さんとガッチリ握手。これで下田さんも「ジュットラー(10湯者)」の仲間入りだ。おめでとう!

 金井温泉の湯から上がると、両津港に急ぐ。到着は19時15分。前夜にひきつづいての「間に合った!」

 我々は船上の人になると、ほっとした気分で夕食の「カツカレー」を食べた。

 新潟港到着は22時。新潟駅前の「東横イン」に着くと、あらためて下田さんの10湯達成を祝って、カンビールで乾杯するのだった。

本日のデータ 料金等は当時のものです
朝湯 椎崎温泉「佐渡グリーンホテルきらく」
朝食 椎崎温泉「佐渡グリーンホテルきらく」 ご飯、味噌汁、イカ刺し、塩ジャケ、キノコの白和え、納豆、海苔、生卵、漬物
9時 椎崎温泉「佐渡グリーンホテルきらく」を出発
2908湯目 両津温泉「佐渡シーサイドホテル」(500円)
出会い 下田さん
2909湯目 住吉温泉「両津健康保養センター」(350円)
住吉温泉「等月館」(500円)
2910湯目 新穂潟上温泉「新穂潟上温泉」(500円)
2911湯目 はたの温泉「松泉閣」(500円)
昼食 はたの温泉「松泉閣」月見うどん&おにぎり(500円)
2912湯目 仙道温泉「湯林荘」(390円)
2913湯目 真野温泉「ゆとりぴあ真野」(500円)
2914湯目 城ヶ浜温泉「あかどまり」(500円)
2915湯目 はもち温泉「クアテルメ佐渡」(500円)
2916湯目 小木温泉「おぎの湯」(500円)
八幡温泉(入れず)
2917湯目 相川温泉「ワイドブルーあいかわ」(600円)
2918湯目 金井温泉「金北の里」(600円)
19時15分 両津港着
19時30分 両津港発 佐渡汽船
夕食 船内 カツカレー(720円)
22時 新潟港着
22時20分 新潟 「東横イン 新潟駅前」(1泊朝食6510円)
本日の走行距離数 153キロ
本日の温泉入浴数 11湯

椎崎温泉「佐渡グリーンホテルきらく」からの眺め「佐渡グリーンホテルきらく」の朝湯に入る「佐渡グリーンホテルきらく」の朝食

椎崎温泉「佐渡グリーンホテルきらく」からの眺め 「佐渡グリーンホテルきらく」の朝湯に入る 「佐渡グリーンホテルきらく」の朝食

「佐渡グリーンホテルきらく」を出発両津港を出発。佐渡の温泉めぐりを開始する両津温泉「佐渡シーサイドホテル」の湯

「佐渡グリーンホテルきらく」を出発 両津港を出発。佐渡の温泉めぐりを開始する 両津温泉「佐渡シーサイドホテル」の湯

下田さんとの出会い住吉温泉「両津健康保養センター」「等月館」の湯

下田さんとの出会い 住吉温泉「両津健康保養センター」 「等月館」の湯

はたの温泉「松泉閣」「松泉閣」の「月見うどん&おにぎり」仙道温泉「湯林荘」

はたの温泉「松泉閣」 「松泉閣」の「月見うどん&おにぎり」 仙道温泉「湯林荘」

「湯林荘」の湯小木温泉「おぎの湯」佐渡汽船の「カツカレー」

「湯林荘」の湯 小木温泉「おぎの湯」 佐渡汽船の「カツカレー」

Comments

Comments are closed.

  • 最近の投稿

  • アーカイブ

  • メルマガ「カソリング」

    「賀曽利隆の六大陸周遊記」配信中
    メルマガ購読・解除
     
  • ツーリングマップル

    カソリのメッセージ
    ツーリング情報満載の地図
    「ツーリングマップル」

    北海道東北関東 甲信越

    中部 北陸関西

    中国・四国九州 沖縄

    リング式、文字の大きな
    「ツーリングマップルR」

    北海道東北関東 甲信越

    中部 北陸関西

    中国・四国九州 沖縄

  • 新刊紹介


    アンダー400 No.82
    5月7日発売

    賀曽利隆の日帰り林道ガイド

    山梨県/静岡県・天子山地編

  • おすすめの一冊


    風をあつめて、ふたたび。
    文:中部博 写真:武田大祐
    平原社

    「すばらしい写真の数々に感動!
    真っ赤な夕日を背にしたカソリ(P228〜P229)も登場しています。
    ぜひともご覧ください」(賀曽利隆)

  • おすすめの一冊


    「日本と違った世界を実際に見ることは、お金では決して買えない、かけがえのない体験です。その後の人生、生き方にもきっと、大きな影響を与えてくれるはずです。ぜひとも、一人でも多くのみなさんが、海外へ飛び出してほしいと願っています。もちろん、僕もまだまだ、走り続けますよ!」

    (賀曽利隆)

    7月24日発売
    360ページ
    出版社:ラピュータ
    価格:1800円+税

  • サポーターサイト

  • 関連サイト

Scroll Up